赤熱コークスを不活性ガスで冷却し、熱エネルギーを回収する設備です。省エネで環境に優しく、世界中の製鉄所に普及しています
コークス炉から持ち出される約1000℃の赤熱コークスを不活性ガスで冷却し、排熱回収ボイラーで生み出された蒸気を用いて電力を発生させる設備です。蒸気発生の熱源は赤熱コークスの顕熱を熱交換で回収することによって得られるので、CDQから発生する電力は環境にやさしくクリーンなエネルギーとなっています。加えて、従来の湿式消火のシステムと比較して、発塵量の減少やコークス品質の改善などをもたらします。
世界最大の280t/hの処理能力を持つCDQの開発に成功した当社は、56t/hから280t/hまでの中から顧客にとって最適な処理量のCDQを提供できる、世界で唯一のサプライヤーです。
1976年に八幡製鉄所(新日本製鉄株式会社:当時)に1号目のCDQ(処理量:56t/h)を建設して以降、国内のみならず海外にもその技術を展開し、現在では国内・海外合わせて120基以上の納入実績があります。中国とインドのそれぞれに現地拠点、BE3(Beijing JC Energy & Environment Engineering Co., Ltd.)とNSEI(NIPPON STEEL ENGINEERING INDIA PRIVATE LIMITED)を有しており、各地域に根差した事業展開を行っています。
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