2020年5月25日
日鉄エンジニアリング株式会社
環境省「令和2年度脱炭素社会実現のための都市間連携事業委託業務」の公募において、日鉄エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:石倭 行人、本社:東京都品川区、以下「当社」)が共同実施者として提案・応募した「イスカンダル地域における脱炭素化促進事業(フェーズ2)(北九州市-イスカンダル開発地域連携事業)」(以下「本件」)が採択されましたので、お知らせいたします。
本件は、2019年度に株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所および北九州市が、マレーシア・イスカンダル地域開発庁※1と連携して実施した都市間連携事業の継続事業であり、当社はイスカンダル地域における廃棄物発電の実現に向けた調査を担当いたします。
イスカンダル地域は、クアラルンプール地域に次ぐマレーシア第二の経済都市圏です。2006年の経済特区指定以後、総合的な地域開発事業が行われてきたため、温室効果ガス排出量の急速な増大への対応が喫緊の課題となっております。本件では、現在未処理のまま最終処分場に搬入されている廃棄物を焼却処理することによりメタンガスの発生を抑制するとともに、焼却時の排熱を利用して発電することにより、温室効果ガス排出量の削減を企図しております。
当社は、海外でトップクラスの技術力と実績を誇るストーカ炉式廃棄物焼却発電技術と、国内における豊富な廃棄物処理PFI事業の運営経験を保有しております。北九州市等と連携して日本の優れたごみ処理ノウハウを同地域でも展開する事により、廃棄物の大幅な減量化・エネルギー利用拡大と温室効果ガス排出量削減に貢献できると考えております。
当社はこれらの施策を通じ、今後もグローバルに環境問題に対応できる環境プラントエンジニアリング企業として、更なる発展を目指す所存です。
※1:イスカンダルを持続可能な大都市へ発展させるというビジョン実現に向けた開発政策・戦略の立案を担当するマレーシア連邦政府の法定機関。
詳細は「別紙1」参照
別紙1「マレーシアにおける低炭素化促進事業に関する環境省公募採択について」PDF【860KB】
案件名 | イスカンダル地域における脱炭素化促進事業(フェーズ2) (北九州市-イスカンダル開発地域連携事業) |
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実施地域 | マレーシア国 イスカンダル地域 |
実施主体 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所 |
共同実施主体 | 北九州市 日鉄エンジニアリング株式会社 公益財団法人地球環境戦略研究機関・北九州アーバンセンター イスカンダル地域開発庁 |
活動内容 | ① 産業共生型エコタウンの実現に向けた活動 ② 廃棄物発電の実現に向けた活動 ③ JCM適用案件の発掘活動 |
【お問い合わせ先】
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