省エネ型二酸化炭素回収設備(ESCAP®)

CO2を含むガスから少ないエネルギーで、高純度のCO2を分離・回収可能
化学吸収法を用いた設備で、汎用技術と比べ熱消費量を4割以上削減し、不純物の多い原料ガスから、食品用途を含む高純度のCO2を製造することが可能です。本技術はそのほか化学原料用途、化学プロセスにおけるCO2除去用途、EOR(石油増進回収)、およびCCS(CO2地中貯留)向けにも適用することができます。
NEDO委託研究であるCOURSE50(環境調和型製鉄プロセス技術開発)で開発した省エネ型二酸化炭素回収技術を基に、独自技術を加えて産業用途に商品化しました。
導入をご検討の方へ
可搬式小型CO2分離回収試験設備「m-ESCAP™」
m-ESCAP™とは
- ESCAP®の性能を再現できる可搬式小型試験設備として開発、運用開始
- さまざまな種類の排ガスからの CO2分離回収の検討に活用することで、本格的な設備導入を検討されているお客様に対して最適なソリューションをご提案
特徴
- 商用機と同様に、排ガス性状や CO2 用途に応じたオーダーメイドでの設備検討が実施可能
- CO2回収率も商用機と同レベルの 90%以上を実現しており、エネルギー消費量の高精度な評価が可能
- CO2回収性能、回収 CO2の品質、吸収液への影響、操業安定性などを商用機導入前に評価することが可能
【m-ESCAP™設備仕様】
| CO2回収能力 | 0.2~1.2 t-CO2/日 |
| CO2回収率 | 90%以上(標準) |
| 原料ガス流量 | 75m3N/h(標準) |
| 原料ガスCO2濃度 | 5~40 vol%(dry) |

m-ESCAP™を使用した検討実施例
1. 日本製鉄(株)東日本製鉄所 君津地区
「グリーンイノベーション基金事業/製鉄プロセスにおける水素活用プロジェクト」の公募に対して日本製鉄株式会社(以下「日本製鉄」)が提案・採択された「高炉を用いた水素還元技術の開発/外部水素や高炉排ガスに含まれる CO2 を活用した低炭素化技術等の開発」の取り組みの一環として、日本製鉄の製鉄所に設置され、実ガスに よる吸収液の性能評価に活用。
2. 東京二十三区清掃一部事務組合 板橋清掃工場
「グリーンイノベーション基金事業/廃棄物・資源循環分野におけるカーボンニュートラル実現」の公募に対して 当社が提案・採択された「CO2 分離回収を前提とした廃棄物焼却処理技術の開発/化学吸収法をベースとした CN 型廃棄物焼却施設」の取り組みの一環として、東京二十三区清掃一部事務組合の協力のもと板橋清掃工場(東京都 板橋区高島平)に設置し、清掃工場の排ガスからの CO2 分離回収の実証試験を実施済。
資料ダウンロード
- ESCAP(Energy Saving CO2 Absorption Process)~高性能CO2回収技術~ (903.36 KB)
- 日鉄エンジニアリング技報:CO2化学吸収プロセスの開発 (6.52 MB)



