高品質鋼板を製造可能とする、生産性、安定性、操業・メンテナンス性に優れた設備です
当社では、日本製鉄グループの50年以上におよぶ操業・整備技術をベースに、操業性、メンテナンス性に優れた、3タイプの連続鋼板処理設備を提供しています。各設備とも、高張力鋼板から一般鋼まで多様な鋼種に対応する焼鈍炉を備え、ロールクラウンの最適設計、ステアリングシステム、高精度の張力制御により、高速通板安定性に優れています。
また、スキンパスミル, テンションレベラーによる優れた鋼鈑形状矯正が可能です。高品質鋼板製造に適した、縦型焼鈍炉の高性能ラインから、家電・建材向け、横型焼鈍炉の低コストラインまで、幅広いラインナップを揃えています。
(1)C.A.P.L.®:冷延鋼板製造における、旧来の最終5工程を連続化して単一工程に集約することで、5日以上必要としていた工程を10分程度に短縮し、軟質鋼から高強度鋼まで広い範囲の製品の安定的な生産を、高品質、低ランニングコストで実現します。
(2)CGL:GI,5%Al-Zn,55%Al-Znなど各種のめっきに対応しています。当社独自のエアナイフ/NS bladeにより、低速厚目付から高速薄目付まで広範囲にわたり、高い精度で目付量を制御できます。特に、高速薄目付鋼板で問題となるスプラッシュ、エッジオーバーコートの効果的な抑制が可能です。めっき浴を出た後の炉設備には、通板鋼種に応じた加熱・冷却装置を備えた設備も設計しています。
(3)CGL C.A.P.L 兼用ライン:C.A.P.L.®とCGLの2種の操業を切り替え、1ラインでめっき鋼板とめっき無の鋼板両種が製造可能です。
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