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事業紹介

転炉設備(BOF)

転炉設備(BOF) IMG

転炉設備外観

当社の転炉設備は、40年以上の連続稼働を可能とする長寿命設備です。高機能の付帯設備との組み合わせにより、さらなる生産コストの低減、生産性の向上を実現します

転炉とは約1600℃の溶銑に酸素を吹付け、溶鋼に変える反応炉です。転炉の炉体鉄皮は過酷な高温環境下で使用されるため、徐々に材質劣化が進み、熱変形や亀裂が生じ、補修や炉体更新が必要となります。この熱変形や亀裂を抑制し、転炉の長寿命化を達成するために、以下の技術を確立しました。

  • 長寿命鉄皮材料の開発:耐クリープ性(熱変形の抑制)、熱負荷後の靱性(亀裂の抑制)を共に有する鉄皮材料(SEV295-mod)を日本製鉄(当時:新日本製鉄)と共同開発しました。
  • 炉体冷却構造の最適化:転炉のコーン部に水冷構造、直胴部:空冷構造を適用することにより、炉体鉄皮の熱負荷を大幅に緩和しました。

上記により、熱変形や亀裂による部分補修なしに、40年以上の連続稼働を可能とすることができました。この技術は炉体鉄皮の薄肉化(軽量化)にも応用でき、より安価な転炉設備を提供することが可能です。

また、ランス設備、サブランス設備、底吹き設備等、高機能で信頼性の高い付帯設備と組み合わせることにより、さらなる生産性の向上、生産コストの低減を実現します。

鉄皮材料(SEV295-mod)の効果

鉄皮材料(SEV295-mod)の効果

転炉炉体の冷却構造

転炉炉体の冷却構造

ランス装置およびサブランス装置の概要

ランス装置およびサブランス装置の概要

底吹き装置の概要

底吹き装置の概要

納入実績表(SEV295-mod採用の転炉)

納入実績表(SEV295-mod採用の転炉)

実績例

国名:
日本
客先名:
新日鐵 八幡製鉄所
時期:
2011年
設備仕様:
350 t/heat
国名:
中国
客先名:
宝山鋼鉄 上海工場
時期:
1997年
設備仕様:
300 t/heat
国名:
日本
客先名:
新日鐵 名古屋製鉄所
時期:
1992年
設備仕様:
270 t/heat

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