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お知らせ

2017年5月2日
新日鉄住金エンジニアリング株式会社

フィリピン等におけるごみ焼却発電事業に関する環境省公募事業の採択について

新日鉄住金エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:藤原真一、以下「当社」)は、今般、環境省が公募した以下の事業について北九州市等と連携して提案・応募し、採択に至りました。

1.「平成 29 年度 我が国循環産業の戦略的国際展開による海外での CO2削減支援事業」

案件名:フィリピン・ダバオ市での廃棄物発電事業にかかる準備調査・事業化検討

  • 実施主体: 当社
  • 共同実施者:北九州市、(公財)北九州国際技術協力協会、(公財)北九州市環境整備協会、(公財)地球環境戦略研究機関

フィリピン国では、経済成長や都市化の進展に伴い、廃棄物発生量の増大と最終処分場不足への対応が喫緊の課題となっていますが、当社は、平成 27 年度に独立行政法人国際協力機構(JICA)から採択された「開発途上国の社会・経済開発のための民間技術普及促進事業」を契機として、フィリピン国ダバオ市において、当社のストーカ炉式ごみ焼却発電技術を活用した案件の実現可能性に関する検討を行ってまいりました。今般環境省より採択された上記事業を通じ、北九州市等とともに当該検討を更に推し進め、ダバオ市における廃棄物の大幅な減量化とエネルギー利用拡大を同時に図るごみ焼却発電事業の実現と効率的なごみ処理システムの構築に取り組んでまいります。

2.「平成 29 年度 低炭素社会実現のための都市間連携事業委託業務」

環境省が公募した委託事業「低炭素社会実現のための都市間連携事業委託業務」においては、当社が共同実施者として参画する以下の2案件が採択されております。

案件名:タイ・チェンマイ県統合廃棄物管理計画における高効率廃棄物処理施設の導入

  • 実施主体: (株)エックス都市研究所
  • 共同実施者:北九州市、当社

案件名:ベトナム・ハイフォン市低炭素化促進事業/北九州市-ハイフォン市連携事業

  • 実施主体: (株)エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所
  • 共同実施者:北九州市、当社

当社は上記3事業において、海外でトップクラスの技術力と実績を誇るストーカ炉式ごみ焼却発電技術と国内におけるごみ処理施設の運営経験を活かし、北九州市等との連携を通じ、日本の優れたごみ処理ノウハウを海外へ展開し、質の高いインフラの整備に貢献いたします。

これらの取り組みを通じ、今後もグローバルに環境問題に対応できる環境プラントエンジニアリング企業として、更なる発展を目指す所存です。

[お問い合わせ先]
CSR・広報部 広報室
03-6665-2366
URL https://www.eng.nssmc.com/ask/

以上

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