2017年5月18日
新日鉄住金エンジニアリング株式会社
新日鉄住金エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:藤原 真一、本社:東京都品川区、以下「当社」)は、振り子の原理と鉄の
技術を利用した免震支承の球面すべり支承NS-SSB®※注について、適用範囲拡大に向けて新たに「低摩擦タイプ」を開発し、
2017年4月24日付にて建築基準法に基づく国土交通大臣の認定を取得しました。
※注 SSB:Spherical Sliding Bearing
NS-SSB®:新日鉄住金エンジニアリング(株)の登録商標です。
NS-SSBは、建物重量が変化しても免震性能に影響しないことを最大の特長とし、積載重量等の変化の大きい物流施設などを
中心に、2014年の販売以来、累計1,000台の実績を重ねてきました。
今回開発した「低摩擦タイプ」は、小さな地震から大きな地震まで建物へ入る揺れを低減できるため、これまで以上に高い免震効果を発揮し、建物内部の機能を維持することができます。「低摩擦タイプ」がラインナップに加わったことで、データセンターや防災拠点などの高い免震性能が求められる建物にも対応しやすくなりました。また、「低摩擦タイプ」は従来のNS-SSB同様、優れた繰り返し性能を有しており、長周期・長継続地震動に対しても有効です。
当社は、今後も鋼構造エンジニアリングと鉄の知見を活かし、より安定した性能を保有した免震装置を提供することで、安全・安心な社会の実現に貢献してまいります。
[プレスリリース(報道)に関するお問い合わせ先]
CSR・広報部 広報室 03-6665-2366
[NS-SSB®に関するお問い合わせ先]
URL https://www.nsec-steelstructures.jp/contact/form/index.php
以上
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