4月1日より、新日鉄住金エンジニアリングから社名変更しました

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お知らせ

2017年6月1日
新日鉄住金エンジニアリング株式会社

日本初の一般廃棄物由来の溶融スラグ肥料仮登録について

新日鉄住金エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:藤原 真一、本社:東京都品川区、以下「当社」)は、静岡市、静岡大学等と連携し、当社が静岡市に納入したシャフト炉式ガス化溶融炉から産出される溶融スラグの肥料登録申請を、農林水産省(以下「農水省」)に対し行い、2017年3月27日付で仮登録されました。一般廃棄物由来の溶融スラグが肥料仮登録されるのは我が国で初めてのことです。
また、当該肥料仮登録に関し、本日静岡市、静岡大学及び当社で共同記者会見を行いました。

当社製シャフト炉式ガス化溶融炉から産出される溶融スラグは、約1,800度の高温で溶融されることにより高品質で安全性が高く、これまで累計200万㌧以上を天然砂の代替品として有効活用することで最終処分量の極小化、及び川砂や山砂の省資源化に貢献してまいりました。静岡市の施設から産出される溶融スラグは、更に高機能な用途として、海洋の藻場再生用材(静岡市の溶融スラグを使用し、奄美大島の藻場再生に貢献)、水害対策用の高機能土嚢材(2015年9月1日付で静岡市と防災協定を締結、水害発生時にスラグ入り防災用土嚢を拠出する)等にも利用されています。

肥料は、肥料取締法により農水省に登録申請を行い、肥料効果及び安全性に係る審査の結果登録されたもののみが、市場で流通できます。今回の肥料仮登録に際しては、農水省より以下の2点を確認頂きました。

①溶融スラグには、イネ科植物の生育に必要なケイ酸及びアルカリ分等が多く含まれており従来の肥料と比べ同等以上の肥料効果(イネ自体が丈夫になり収穫量が20~30%程度増す)があること(詳細は別紙参照)。
【別紙】肥料登録への取り組み 【253KB】

②溶融スラグの品質及び安全性(重金属の含有基準値を全て満足する)は、従来用途よりも高い安全性が要求される肥料という市場分野においても充分な内容であること。

溶融スラグの肥料としての利用は、最終処分量の極小化という従来の社会貢献に加え、我が国の食料自給率の改善(食の安全保障への貢献)や、イネの成長率増に伴うCO2 吸収量の増(地球温暖化防止への貢献)という新しい形での貢献も期待できます。

当社は、シャフト炉式ガス化溶融炉の技術及びそこから産出される溶融スラグの用途開発を通じ、多様な資源循環型社会の実現に向けてこれからも取り組んで参ります。

[プレスリリース(報道)に関するお問い合わせ先]
CSR・広報部 広報室 03-6665-2366

以上

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