2019年3月20日
日鉄住金パイプライン&エンジニアリング㈱
日鉄住金パイプライン&エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:元内 利文、東京都品川区、以下「当社」)が東邦ガス株式会社より受注し、愛知県常滑市のセントレア空港島内に建設を進めてきた「セントレア水素ステーション」(以下「本ステーション」)が、このたび竣工いたしました。
本ステーションは、燃料電池バス(以下「FCバス」)の充填基準に適合した供給能力を持つ、国内初のオンサイト型差圧充填式 FCバス対応水素ステーションであり、知多地域の水素利用を促進する目的で建設されました。
当社は、これまで培った水素関連設備のエンジニアリング技術をベースに、実績豊富な米国エアープロダクツ社の水素供給技術 Smart Fuel® を加え、優れた充填性能を実現するとともに、安価な米国FIBA Technologies社製"TYPE2複合蓄圧器"※1の採⽤などにより大幅なコストダウンを実現いたしました。
当社は、本技術の適用による水素ステーションのエンジニアリングを通じ、水素エネルギー社会の実現に向けて貢献し続けてまいります。
開所日 | 2019年3月19日 |
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施主 | 東邦ガス株式会社 |
所在地 | 愛知県常滑市セントレア3丁目8番19 |
供給方式 | オンサイト方式(都市ガスから水素を製造) |
供給能力 | 300Nm3/h(ピーク時500Nm3/h) |
充填圧力 | 82MPa(メガパスカル)[公称値70MPa]※2 |
※1:環境省実証事業「しかおい水素ファーム®」水素ステーションに汎用サイズで日本初導入(2018年6月:当社ニュースリリース)
※2:高圧水素鋼管には新日鐵住金(株)高圧水素用ステンレス鋼(HRX19®)を採用
【東邦ガス(株)セントレア水素ステーション全景】※東邦ガス㈱ご提供
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