2019年7月8日
日鉄エンジニアリング株式会社
日鉄エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:藤原 真一、本社:東京都品川区、以下「当社」)は、このたび東京都大田区において、三井不動産株式会社(代表取締役社長:菰田 正信、本社:東京都中央区)より受注した、物流機能を含む複合用途施設※1「三井不動産インダストリアルパーク羽田(MFIP羽田)」(以下「本施設」)を竣工し、引渡しをいたしました。
本施設は、当社が設計・施工を一式で請け負った案件で、施設に保管される商品の増減による荷重変化に対しても常に安定的な免震性能を発揮する「NS-SSB®」(球面すべり支承)※2を178台採用し、震災リスクに対して施設本体はもちろんのこと、施設に保管される商品の安全性も考慮された構造となっております。
建設場所は、首都高速1号羽田線および羽田空港から至近の距離に位置し、都内への配送拠点として最適な立地となっております。この立地を活かし、外観面でもデザイン性の高い外壁パネルを採用し、シンボリックなファサードを実現いたしました。
日本製鉄グループの一員として鋼構造分野に強みを持つ当社は、物流関連施設を得意領域の一つとして実績を重ねており、当該分野での受注実績は直近10年で約220万㎡に上ります。引続き、鋼構造エンジニアリング力と鉄の知見を活かした商品・技術の提供を通じ、安心・安全な社会の実現に貢献してまいります。
※1:複合用途施設として、物流施設のみならず、オフィスや研修施設等としても使用予定です。
※2:SSBは、球面すべり支承を意味する"Spherical Sliding Bearing"の略で、NS-SSB®は日鉄エンジニアリング㈱の登録商標です。
構造 | 鉄骨造地上5階建て・免震構造 |
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延床面積 | 約81,030m2 |
鉄骨重量 | 約9,800トン |
竣工 | 2019年6月30日 |
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