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お知らせ

2021年2月26日
日鉄エンジニアリング株式会社

【供給開始】千葉県君津市への地産地消電力

日鉄エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:石倭行人、本社:東京都品川区、以下「当社」)は、このたび、千葉県君津市(石井宏子市長、以下「君津市」)との間で、当社が代表企業を務める「株式会社かずさクリーンシステム※1」において、廃棄物を処理する際に発生する電力を、君津市の清掃事務所、小学校ほか22施設(契約電力計:1,995kW)に供給する契約を締結いたしました。

かずさクリーンシステムは、君津地域4市(木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市)で発生する一般廃棄物の安定処理を通じて地域の安全・安心な市民生活に貢献しております。当社は、このごみ処理の余熱を利用して発電した電力を買い取り、君津市の公共施設に供給する今回のスキームにより、「電力の地産地消」と「CO2排出削減」(君津市の削減効果は年間約600トンの見込み)という新たな地域貢献に取り組んで参ります。

ごみ処理余熱で発電する電力は、市内の家庭や事業所から出たごみが電気に生まれ変わって地元で有効活用されるという「地産地消性」や、天候や時間帯に影響されずに発電が可能という「安定性」を併せ持つクリーンエネルギーとして、大変期待されております。

当社は、当社グループが全国各地で運営する廃棄物処理施設を活用した電力の地産地消を通じて「地域循環共生圏」の形成に貢献するとともに、廃棄物発電やその他の再生可能エネルギー電源を活用したCO2フリー電力※2、RE100電力※3など、お客さまのニーズを踏まえた電力を供給することにより、脱炭素社会の推進に貢献して参ります。

※1 株式会社かずさクリーンシステムは、「君津地域広域廃棄物処理事業」の運営会社。君津地域4市及び当社を含む民間企業3社が出資。

※2 CO2排出量を含まない電力。

※3 RE100(アールイー100)とは、国際環境NGOのThe Climate Groupが2014年に開始した国際的な企業連合体で、企業が自らの事業に使用する電力を 再エネで100%賄うことを目指す国際的なイニシアティブ。「RE100電力」は、このイニシアティブで求められる要件(発電所の種類等)を満たす電力。

本件の概要

電力小売事業者日鉄エンジニアリング株式会社
廃棄物処理施設株式会社かずさクリーンシステム(発電所名:かずさ発電所)
(代表取締役社長:妹尾 章正、本社:千葉県木更津市)
設備概要シャフト炉式ガス化溶融炉
(処理能力:450t/日、発電能力:8,000kW)
電力供給期間2021年2月1日~(1年間)

株式会社かずさクリーンシステム

株式会社かずさクリーンシステム

地産地消の電力供給イメージ

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