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お知らせ

2021年5月27日
日鉄エンジニアリング株式会社

【環境省公募採択】マレーシアにおける脱炭素化促進事業

環境省「令和3年度脱炭素社会実現のための都市間連携事業委託業務」の公募において、日鉄エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:石倭 行人、本社:東京都品川区、以下「当社」)が共同実施者として提案・応募した「イスカンダル地域における脱炭素化促進事業(フェーズ3)(北九州市-イスカンダル開発地域連携事業)」(以下「本件」)が採択されましたので、お知らせいたします。

本件は、2020年度に当社、株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所および北九州市などが、マレーシア・イスカンダル地域開発庁※1と連携し実施した都市間連携事業の継続事業であり、当社は前年度事業に引き続きイスカンダル地域における廃棄物発電の実現に向けた調査を担当いたします。

イスカンダル地域は、クアラルンプール地域に次ぐマレーシア第二の経済都市圏です。2006年の経済特区指定以後、総合的な地域開発事業が行われてきたため、温室効果ガス排出量の急速な増大への対応が喫緊の課題となっております。本件では、現在未処理のまま最終処分場に搬入されている廃棄物を焼却処理することによりメタンガスの発生を抑制するとともに、焼却時の排熱を利用して発電することにより、温室効果ガス排出量の削減を企図しております。

当社は、海外でトップクラスの技術力と実績を誇るストーカ炉式廃棄物焼却発電技術と、国内における豊富な廃棄物処理PFI事業の運営経験を保有しております。北九州市などと連携し日本の優れたごみ処理ノウハウを同地域でも展開する事により、廃棄物の大幅な減量化・エネルギー利用の拡大と温室効果ガス排出量の削減に貢献できると考えております。

当社は、これらの施策を通じ、SDGs(国連の持続可能な開発目標「13.気候変動に具体的な対策を」)に貢献する環境プラントエンジニアリング企業として、更なる発展を目指す所存です。

※1:イスカンダルを持続可能な大都市へ発展させるというビジョン実現に向けた開発政策・戦略の立案を担当するマレーシア連邦政府の法定機関。

案件概要(詳細は「別紙1」参照)

案件名イスカンダル地域における脱炭素化促進事業(フェーズ3)
(北九州市-イスカンダル開発地域連携事業)
実施地域マレーシア国 イスカンダル地域
実施主体株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所
共同実施主体北九州市、日鉄エンジニアリング株式会社、イスカンダル地域開発庁
活動内容① 産業共生型エコタウンの実現に向けた活動
② 廃棄物発電の導入実現に向けた活動
③ 脱炭素化行動計画(仮称)の提案
④ JCM適用案件の発掘活動

【お問い合わせ先】

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