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お知らせ

2021年9月28日
東洋エンジニアリング株式会社
日鉄エンジニアリング株式会社

佐賀県にて50MW級バイオマス専焼発電所を受注

東洋エンジニアリング株式会社(TOYO、取締役社長 永松 治夫)と日鉄エンジニアリング株式会社(NSE、代表取締役社長 石倭 行人)による共同企業体は、合同会社唐津バイオマスエナジーが佐賀県唐津市に計画する49,900kWのバイオマス発電所建設プロジェクトを受注しました。

本プロジェクトは、木質ペレットとPKS(パーム椰子殻)を燃料とし、高効率な再熱方式を採用したバイオマス専焼発電所を建設するものです。当共同企業体は発電設備一式の設計、機器資材調達、建設工事、試運転までのEPC業務を一括請負で実施します。

TOYOとNSEは、2017年の包括連携契約の締結以降、エンジニアリングリソースの相互補完などを通じて、お互いの企業価値向上が期待できる事業や取り組みにおいて幅広い領域で協業を進めています。双方の強みを活かした競争力のある提案を行うことで、バイオマス発電所案件においては2件目の共同プロジェクトの受注となりました。

TOYOは発電プラントを中心としたインフラ分野を中核事業の1つに位置付け、国内で10件実施した太陽光発電に続いてバイオマス発電等の再生可能エネルギー案件に積極的に取り組んでいます。バイオマス発電については、現在建設中の6件の50MW級及び2件の75MW級バイオマス発電所に続き、9件目のプロジェクトとなります。

NSEは洋上風力発電や地熱発電等の再生可能エネルギー案件、水素インフラ設備、CO2分離回収設備など、カーボンニュートラル社会の実現に貢献する事業を積極的に推進しております。バイオマス発電所建設プロジェクトの受注は、本年6月に運転を開始した苅田バイオマス発電所(75MW級、福岡県苅田町)も含めて4件目となります。

TOYOとNSEは、それぞれの強みを活かした競争力のある提案を通じて再生可能エネルギー関連の取組みを拡大し、協働してカーボンニュートラル社会の実現に貢献して参ります。

※ 再熱方式:蒸気タービンで仕事をした蒸気をボイラーで再加熱し、再度蒸気タービンへ通気させることにより、高い発電効率を実現することができます。

【受注概要】
客先合同会社唐津バイオマスエナジー
受注者東洋エンジニアリング株式会社と日鉄エンジニアリング株式会社で構成する 共同企業体
建設地佐賀県唐津市
対象設備49,900kWバイオマス専焼発電設備
役務内容設計、機器資材調達、建設工事、試運転の一括請負
完成予定2024年

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【完成予想図】

【お問い合わせ先】

  • 東洋エンジニアリング株式会社 広報・IR部 電話:047-454-1113
  • 日鉄エンジニアリング株式会社 サステナビリティ・広報部 電話:03-6665-2366

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