MENU

お知らせ

2022年2月7日
日鉄エンジニアリング株式会社

【受賞】「コージェネ大賞2021」優秀賞(産業用部門)

日鉄エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:石倭行人、本社:東京都品川区、以下「当社」)は、東邦ガス株式会社(代表取締役社長:増田信之、本社:愛知県名古屋市)と共同で、一般財団法人コージェネレーション・エネルギー高度利用センター(コージェネ財団:柏木孝夫理事長)より、『地域拠点となる廃棄物処理施設におけるコージェネレーション新システム~名古屋市/北名古屋工場への導入事例~(愛知県北名古屋市)』について「コージェネ大賞2021」※1産業用部門「優秀賞」を受賞し、2月4日に開催された「コージェネシンポジウム2022」において表彰されました。当社の「優秀賞」受賞は、昨年に引続き2年連続となります。

今回の受賞にあたって評価を頂いた主な点は、以下の通りです。

◆ 環境性と多様性に配慮した新たなコージェネレーションのシステムを創出

ガスエンジンの排ガス中の高温酸素を廃棄物燃焼に活用し、廃棄物燃焼用空気を削減することで、エネルギー回収率を改善し廃棄物発電量を増加させることに加え、廃棄物処理とガスエンジン発電で発生する工場全体の排ガス総量を低減する事ができ、かつ、熱利用の形態を発電だけではなく熱供給(蒸気、温水など)にも柔軟に変化させることによる、新たなコージェネレーションシステムを創出。

◆ 社会インフラの強靭化に貢献

非常時の停電などで系統電力の供給が遮断された場合でも、ガスエンジンの電力により自立起動・継続運転が可能なため、廃棄物処理を継続しつつ防災拠点として機能することにより、災害に強い社会インフラの構築に貢献。

当社は、廃棄物発電施設の設計・建設から運転・維持管理まで、廃棄物発電事業に関する総合的なソリューションを提供し、環境性や多様性に配慮した廃棄物エネルギーの高度利用と災害に強い社会インフラの構築へ貢献すると共に、エネルギーの地産地消を通じて地域循環共生圏の構築などSDGsの達成にも積極的に取り組んでまいります。

※1 コージェネ大賞とは、コージェネ財団により2012年に創設され新規・先導性、新規技術、省エネルギー性等において優れたコージェネレーションシステムを表彰する事により、コージェネの有用性の社会的認知を図ると共に、より優れたコージェネの普及促進につなげる事を目的とした表彰制度であり、今回10度目の表彰となります。民生用部門・産業用部門・技術開発部門があり各部門において理事長賞・優秀賞・特別賞が表彰されます。

【過去の受賞歴】

「コージェネ大賞2020」優秀賞(産業用部門)

『天然ガスと既設の蒸気タービンを有効活用した高効率のガスタービンコンバインドサイクルの導入によるSDGsへの貢献 ~興人ライフサイエンス株式会社佐伯工場への導入事例~(大分県佐伯市)』

「コージェネ大賞2019」理事長賞(産業用部門)

『既設コージェネのオーバーホールと高効率化改造で発電効率を3%ポイント改善(経年機更新) ~広島ガス株式会社廿日市工場への改善事例~』

「コージェネ大賞2018」理事長賞(産業用部門)

『タイにおけるオンサイトエネルギー供給によるコージェネの導入と高効率安定操業の実現 ~Luckytex (Thailand) Public Company Limited Mill No.2工場への導入事例~』

【名古屋市/北名古屋工場】
【名古屋市/北名古屋工場】
【システムフロー図】
【システムフロー図】

【お問い合わせ先】

一覧に戻る

go to TOP