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お知らせ

2023年1月18日
日鉄エンジニアリング株式会社

深田サルベージ建設との洋上風力発電施設向けO&Mサービス実施体制の構築について

日鉄エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:石倭行人、本社:東京都品川区、以下「当社」)は、このたび深田サルベージ建設株式会社(代表取締役社長:山本寿生、本社:大阪市港区、以下「深田サルベージ建設」)と、日本国内の洋上風力発電施設向けのO&M事業※1における協業について合意し、覚書を締結いたしましたのでお知らせいたします。

当社は、風力発電向けO&M事業において世界有数の大手であるDeutsche Windtechnik社と日本国内の洋上風力発電施設向けに共同してO&M事業を開始することについて先に合意しておりますが、更に洋上風力発電施設向けO&M事業の実行に必要不可欠な作業用船舶の供給について、深田サルベージ建設と合意することにより、同社が保有する各種作業船とその運航に関する技術・操船管理のノウハウなどのリソースを当社の国内洋上風力発電施設のO&M事業に優先的に活用できるようにすることで、機動的で競争力のあるサービスの提供を可能とする体制を構築いたします。

深田サルベージ建設は、1910年の創業以来、国の発展とともに鉄構工事や海洋土木工事などのインフラ整備事業に積極的に取り組み、長大橋架設工事や港湾・空港整備工事など国家的な大規模プロジェクトにおいて重要な役割を担ってまいりました。今後は、各種海洋工事への対応力を活かし、大型海洋作業船による基礎・風車の輸送・現地作業などの洋上風力発電施設の建設・メンテナンスや特殊作業船(SOV)を用いた点検・保守事業に取り組んでいきます。

当社は、日本国内で唯一のオフショアコントラクターとして50年以上にわたって培ってきた大型海洋鋼構造物に関する技術とノウハウを活かして2010年から洋上風車基礎のEPCI事業※2を展開しており、これまで石狩湾新港洋上風力発電(出力112 MW)及び北九州響灘洋上風力発電(出力220 MW)向けにジャケット式基礎のEPCI契約を受注しております。また、陸上風力発電、廃棄物発電、オンサイト熱電供給など、日本国内及び東南アジアで56カ所の発電所におけるO&M事業の実績があります。今後は、更に国内で陸上風力発電施設のメンテナンスに実績が豊富な専門企業との協業・連携も推進し、洋上風力発電施設向けO&M事業の実行体制を充実させていきます。

当社は、今後もカーボンニュートラル社会実現の切り札とされる洋上風力発電分野への取り組みを強化し、再生可能エネルギー普及拡大に貢献してまいります。

  • ※1 O&M事業:運転(Operation)、維持管理(Maintenance)事業
  • ※2 EPCI事業: 設計(Engineering)、資材調達(Procurement)、建造(Construction)、据付(Installation)事業
【深田サルベージ建設株式会社の概要】
設立 1949年(創業1910年)
資本金 650百万円
人員 380名
http://www.fukasal.co.jp/index.html
【洋上風力発電施設におけるO&M事業の共同取り組み領域】

【洋上風力発電施設におけるO&M事業の共同取り組み領域】

【お問い合わせ先】

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