2023年6月9日
日鉄エンジニアリング株式会社
環境省「令和5年度脱炭素社会実現のための都市間連携事業委託業務」の公募において、日鉄エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:石倭行人、本社:東京都品川区、以下「当社」)が共同実施者として提案・応募した「イスカンダル地域における脱炭素モデルエリア構築事業(フェーズ2)(北九州市-イスカンダル地域開発庁連携事業)」(以下「本件」)が採択されましたので、お知らせいたします。
イスカンダル地域は、クアラルンプール地域に次ぐマレーシア第2の経済都市圏です。2006年の経済特区指定以後、総合的な地域開発事業が行われてきたため、温室効果ガス排出量の急速な増大への対応が喫緊の課題となっています。さらに、昨今のマレーシア政府による脱炭素化に向けた活発な動きを踏まえ、イスカンダル地域においても脱炭素化への取り組みは重要なテーマとなっています。
当社は、株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所および北九州市などが、マレーシア・イスカンダル地域開発庁※と、2021年度まで実施した都市間連携事業「イスカンダル地域における脱炭素化促進事業」に参画し、更にその検討内容を深化させるため継続された2022年度「イスカンダル地域における脱炭素化モデルエリア構築事業(フェーズ1)」においても、同地域における廃棄物発電施設導入の実現に向けた調査を担当してまいりました。
本件は、2022年度の活動を踏まえ、同地域における脱炭素化社会実現に貢献する検討を継続するものであり、その中で引き続き当社は、廃棄物発電施設の導入に向けた調査・検討を担当いたします。
当社は、世界トップクラスの発電効率を誇るストーカ式焼却炉の技術力と、日本国内における豊富な廃棄物処理PFI事業の運営経験を保有しております。北九州市等との連携により、日本の優れた廃棄物処理技術を同地域で展開し、廃棄物の大幅な減量化・エネルギー利用拡大と温室効果ガス排出量の削減に貢献していくことを目指しています。
当社は、これらの施策を通じて、SDGsに貢献する環境プラントエンジニアリング企業として、持続可能な循環型社会の構築に貢献してまいります。
案件名 | イスカンダル地域における脱炭素モデルエリア構築事業(フェーズ2) (北九州市-イスカンダル地域開発庁連携事業) |
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実施地域 | マレーシア国 イスカンダル地域 |
実施主体 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所 |
共同実施主体 | 北九州市、日鉄エンジニアリング株式会社、イスカンダル地域開発庁、アミタ株式会社 |
活動内容 | 活動1 産業部門の脱炭素化に向けた産業間連携プロジェクト創出検討 活動2 民生部門の脱炭素化に向けたベースロード電源としての廃棄物発電設備導入検討 |
【お問い合わせ先】
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