海洋本部
T.T
1998年入社
工学研究科社会基盤学専攻
- Q1 -
志望動機

土木専攻で、ものづくりで社会に貢献ができる会社を探す中で、先輩の紹介で当社を知りました。鉄のトップメーカーが、鉄を使って大規模社会インフラの整備をするところに魅力を感じ、入社を志望しました。現在は、新日本製鐵(現・日本製鉄)から独立していますが、鉄を使った構造物の製作・施工技術はトップレベルであり、それを活かした社会インフラの整備を行うという、当社を志望した当時の思いが実現できていると感じます。

- Q2 -
現在の仕事

タイ国石油公社の開発生産子会社との仕事で、タイ・シャム湾に天然ガス掘削用のプラットフォームと、生産されたガスを運ぶパイプラインの建設をする仕事を担当しています。22基のPFと23本のPLを約3年間の間に建設する仕事であり、受注金額は約600億円で、私はその中の海洋施工部分のプロジェクトマネージャーを担当しています。現場は休日なしの24時間稼働、工事が1日止まれば数千万円の損失が出る世界です。

- Q3 -

私の所属する海洋本部では、東南アジアのタイ・シャム湾を中心としたエリアで、石油・ガスプラットフォーム建設やパイプラインの敷設で多くの実績を積み重ね、確固たる地位を築いています。しかし現状に満足せずに、新しいエリアに進出し、世界のトップを目指したいです。サハリンでの仕事の経験から、新しいエリアでの仕事というのは困難の連続ですが、今まで培ってきた当社の技術力をもって、挑んでいきたいです。

- Q4 -
仕事の魅力

海上の現場では毎日のように予期せぬ細かな問題が発生します。客先や下請け業者との交渉や、物資の緊急手配などの調整などを必要に応じて行うことで、問題を一つずつ解決し、コスト・スケジュールへの影響を最小限に抑えることに日々苦心しています。しかし、こうした現場には多くのプロフェッショナルが集っており、そうした人材に囲まれる環境は、刺激と学びで溢れています。