DXセンター
A.M
2008年入社
工学部機械知能工学科
- Q1 -
志望動機

当社OBがリクルーターとして出前授業をしに大学に来てくれたことがありました。テーマは「エンジニアリング業とは」。「同じようなプラントを建てるけど、実は案件ごとにカスタマイズする必要があり、2つとして同じプラントはない。毎度困難を乗り越えながら解決していくところに魅力がある仕事」という話を聞き、面白そうだと感じました。その流れの飲み会で、会社の雰囲気のよさを感じ、ほとんど迷わず入社を決めました。

- Q2 -
現在の仕事

部署としては、機械学習を中心としたAI技術で、プラント製品の商品力の強化や、社内の業務改善などに取り組んでいます。中でも、製鉄設備の操業最適化や、養殖における効率的な給餌システムの開発が私の主な業務です。製鉄設備の方は、シミュレーターを使用して物理計算式と戦う毎日です。養殖に関しては、気象海象センサーを使って魚の食欲を検知したり、画像解析をしたりして日々データを積み上げていっています。

- Q3 -

エンジニアリング業は達成感が大きく、やりがいのある仕事ですが、一方で、図面の作成や資材の購入など、地道でボリュームのある仕事にも、辛抱強く取り組まなければなりません。私はデータサイエンスやICTの力を使って、これら、大変な仕事のAI化(自動化)と、AIを管理する技術者の育成に力を入れたいと考えています。そして、人間には人間しかできない面白い仕事にだけ注力できる環境を作っていきたいです。

- Q4 -
これまでのキャリア

入社してからは現在の環境・エネルギーセクターに配属となり、LNG、LPGなどのガスの製造設備の制御設計を担当しました。約5年で異動となり、次の1年で汚泥燃料化設備、さらに次の1年でESCAPというCO2を排気ガスから分離回収する設備の制御設計に携わりました。いずれも当社として初めての案件でやりがいがある仕事でした。その後、プラントのシミュレーターの開発に3年ほど携わった後、現在の部署から声がかかりました。