• 幅広い業務を通して
  • 働く社員の日常を支える

亀井 由貴

Yuki Kamei

総務・法務部 北九州総務室
2018年入社
保健福祉学部福祉学科子ども家庭福祉コース卒

- 01 -
誠実・正確な対応を貫く
先輩のようになりたい

「自由にやっていいんだよ」隠された意味に勇気づけられた

「この会社の人たちと働きたい」就職活動で現役社員と会うたびに積み重なったこの想いが、日鉄エンジニアリングへの入社理由となった。そして入社後、配属された北九州総務部で、亀井はその後の自分の目標となる先輩と、就職活動以来の再会を果たす。

「その先輩は採用担当でもあり、就活中に何度もお会いし話していた方。もともとその人柄に惹かれていたこともあり、配属時の不安が解消されたのを覚えています。」

亀井が配属後驚いたのは、収支業務からオフィス管理業務、人事業務まで、総務の仕事が想像以上に幅広いこと。そんな中、どんな時も丁寧で誠実・正確な対応をし、周りから信頼されている先輩の仕事ぶりに感銘を受けた。

「業務上必要なスキルはもちろんですが、マニュアルに載らないような生きた仕事術まで教えていただきました。半年後に先輩が他の部署に異動することになった時は、『先輩なしでやっていけるか』と、大きな不安に駆られました」

しかし、これが亀井の転機になった。わからないことがあった時は、自分で調べ情報を整理し解決策を見出し、業務を実行する。この基本中の基本を徹底し、わからないことを放置しない愚直なサイクルが、亀井を独り立ちさせていく。これも先輩の教えだと、彼女は続ける。

「先輩の教えが、実践の中で腑に落ちる経験は数えきれません。異動したとはいえ、同じ拠点にいらっしゃるので、今でも相談に行ってしまいます。例えば採用業務について相談した時、私は例年の内容を踏襲したイベント企画を前提としていましたが、先輩は『コロナ禍を踏まえて、もっと色々な学生と接点を増やすために、こうしたらいいんじゃない?』と、アドバイスしてくれました」

この助言には、「柔軟に考えよう」という意味のほかに、「もっと自由にやっていいんだよ」という意味も隠されており、気負いがちな彼女をいつも落ち着かせてくれるのだという。

「先輩のようになりたい」それが、入社前から今も変わらない亀井の想いだ。

- 02 -
古紙リサイクル活動
その立ち上げで得たもの

愚直さや誠実さが人々の意識を変えていく

北九州技術センターにおける古紙リサイクル活動の立ち上げと運用を任された時、亀井は思った。それまでの業務は、前任者から引き継いだものばかり。これは、自分が一から仕事を立ち上げる良い経験になる・・・しかし、どこから手をつければいいかわからない。

戸惑う亀井を見て、「こんな風に始めたら・・・」と具体的な助言をくれたのはあの先輩。的確なアドバイスのもと、早速亀井は動き出した。古紙リサイクル活動とは、これまで一般ごみとして焼却していたもののうち、再生可能な古紙を、リサイクルに回すというもの。そのためまずは現状の洗い出しから始め、次にどう分別するか、どうすれば社員たちが分別しやすくなるか、知恵を絞りながら、分別のルールを確立。さらに、社員全員への周知・リサイクル意識の醸成、分別・業者への引き渡しフローの作成などを試行錯誤しながら進めていった。多くの関係者の協力のもと、ルールやプロセスを定め運用を開始したが、当然最初からうまくはいかない。

「各部署の責任者一人ひとりに説明して回り、周知徹底に努めたつもりでしたが、分別は徹底されていませんでした。ルールはつくるのも大変ですが、根付かせて運用していく方が遥かに難しいことを学びました」 そこで亀井がとった行動は、わかるまで何度でも繰り返し周知すること。その愚直さや誠実さが人々の意識を変えていく、と自分に言い聞かせアナウンス活動を続けた。

「ごみの分別状況の社内フィードバックや、分別の一覧表をよりわかりやすく改訂したり、そうした貼り紙を皆さんの目に付きやすい位置に変更したり・・・思いつくことはひたすら実行しました」

亀井の地道な取り組みは徐々に実を結び、結果として、一般ごみの量を約25%削減させる。さらに、その処分費用である年間数百万円のコストカットも実現した。このプロセスを通して、亀井は自信と手応えを得るとともに、すべての部署と関わり社員皆を支える総務の仕事の魅力を再確認した。

- Q&A -

仕事の魅力

他部門・他社の方々と関わりながら仕事ができることです。当部署は、社内外から様々な問い合せや相談を受ける窓口。社内の取りまとめを行ったり、また、社内の各部門に連絡事項を発信することもあります。こうしたことを通して、当社で働く人それぞれの熱い想いに触れることができるのが、総務の仕事の魅力です。

苦労すること

窓口となる部門なので、社内外から様々な問い合せや相談を受けます。しかし、その中には回答に困るものや、場合によってはその対応に追われて、他の仕事が滞ってしまうこともあります。仕事を効率的に行い、時間に余裕を持つこと。また、業務知識を深めることで、スピーディに問い合せ対応ができるよう心がけています。

会社のPRポイント

社風や制度はもちろんのこと、やはり社員一人ひとりの「人」としての魅力がPRポイントです。私は当社の社員に惹かれて入社を決めましたが、入社してその決断は間違っていなかったと実感しています。むしろ、入社した後の方が、人の魅力の実態に触れられて楽しいです。皆さんが自分の仕事に誇りを持っていることもまた、魅力です。

メッセージ

仕事とは長い付き合いになります。そして、仕事と良く付き合っていくには、自分に合った会社選びが大切になりますので、妥協せずにとことん理想の会社探しに挑戦してみてください。そして、当社に少しでも興味を持ってくださったなら、まずは一度、社員と会話をしてみてください。私がそうだったように素敵な社員さんに会えると思います。

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