概要

耐震ブレース、制振ダンパーとして優れた性能を発揮する。 中心鋼材とモルタルの間に特殊な緩衝材(アンボンド材)を用い、引張・圧縮ともに同性状の安定した履歴特性を実現。

構成・特長

アンボンドブレースは、芯となる中心鋼材を鋼管とモルタルで拘束し、座屈させずに安定的に塑性化するようにしたブレースです。 中心鋼材とモルタルの間には特殊な緩衝材(アンボンド材)を用い、鋼管とモルタルには軸力が加わらないようになっています。この組み合せにより、引張・圧縮ともに同性状の安定した履歴特性をもつ、制振ダンパー・耐震部材として利用できます。

導入メリット

メリット1躯体コストの低減

  • 地震力をアンボンドブレースへ負担させ、柱・梁など主架構の負担を軽減し断面を小さくすることで躯体コストを低減

メリット2ブレース配置構面の集約

  • 在来ブレースに対して、同断面でより大きな軸力を負担できるためブレース設置構面の集約が可能

メリット3高性能

  • 実験により、大軸力・大変形(軸歪3〜4%)でも安定した履歴特性と疲労性能を確認済

メリット4高品質

  • 当社指定工場で厳格な管理下にて製造
  • 発売依頼30余年間、10万本を超える納入実績
  • 実大実地震動による動的載荷実験、大変形実験など数多くの検証実績

アンボンドブレース®のカタログ

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免制震デバイスのトピックス

2023.09.14免制震デバイス
座屈拘束ブレース「アンボンドブレース」の国内最大級の実大試験設備を新設。
2023.03.07免制震デバイス
認定番号MVBR-0594(日鉄エンジニアリング式免震U型ダンパー)の誤記の校正に伴い、認定番号の変更を行い、認定番号MVBR-0594-1を新規に取得しました(令和5年2月1日付)。尚、誤記校正により認定番号MVBR-0594は取り消しとなっております。
※「日鉄エンジニアリング式天然ゴム系積層ゴム支承一体型免震U型ダンパー」については、積層ゴム支承と組み合わせる免震U型ダンパーの校正前の認定番号MVBR-0594は、新認定の認定番号MVBR-0594-1に読み替えることが出来るため、認定番号の変更はございません。
(参考)天然ゴム系積層ゴム支承一体型免震U型ダンパーの認定番号:MVBR-0624~MVBR-0627

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