桁間タイプ

桁間タイプ(飛来塩分防護板)の概要

桁間タイプ(飛来塩分防護板)とは、海上・海浜部の橋梁の最大の腐食要因である海塩粒子の桁間部への付着・蓄積の防止を目的にNSカバープレートを桁間のみに設置するものです。NSカバープレートには、求められる防護板自体の長期耐食性および維持管理目的の足場機能を有しています。

下図のとおり、従来形式では桁間部は横桁や検査路などボルト構造やエッジ部の多い構造なので、金属溶射や塗装の弱点になっています。さらに桁間部は桁外面部と違い雨水による洗浄効果が期待できず、海塩粒子が蓄積して 腐食が進みやすいという傾向があります。
桁間タイプ(飛来塩分防護板)を設置した場合、検査路の省略、桁間部の内面塗装への変更が 可能となります。この方法は一般に、初期コストで金属溶射を全面に用いる場合よりも優位であり、防食の信頼性や桁間部の点検路としての機能も向上させることができます。

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橋梁商品のトピックス

2018.06.15橋梁商品
『鉄鋼新聞』(2018年6月15日)に、「橋梁用多機能防食デッキ NSカバープレートが西日本高速道路株式会社(NEXCO西日本)西名阪自動車道の美陵高架橋に採用」が掲載されました。
2018.05.23橋梁商品
「パネルブリッジ」の「架設桁架設工法」が「千年橋(釜石市道港町2号線)」において、初めて採用されました。

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