加工方法

H-BBの製品加工は、道路橋示方書に準拠し、次のとおり行っています。

(1)キャンパー取り

(2)孔あけ

(3)補鋼材溶接

(4)スタッド溶植

仮組立

H-BBの各構成部材の製作が完了した段階で、加工工場において仮組立を行い、厳密な検査をいたします。
したがって立会い検査は原則として省略しています。

■工場塗装
ショットブラストまたはサンドブラストによる1種ケレンの後、C-5塗装系による全工場塗装を行います。高力ボルト摩擦面は、無機ジンクリッチペイント迄とします。その他の塗料をご希望の場合はご相談ください。

■錆安定化処理
耐候性鋼H-BBを無塗装(裸または錆安定化処理)使用する場合には、上記の塗装は不要です。錆安定化処理使用の場合は、工場で必要箇所を処理します。

■主桁の継手加工
運搬上、主桁の長さによる制限がある場合は、高力ボルトによる現場継手が可能なように主桁の継手加工を行います。

■合成桁の床版の施工について
H-BB-C(合成桁)は活荷重合成桁で、床版コンクリートは主桁の一部として作用しますので、施工管理を厳重に行う必要があります。すなわち、コンクリートの配合および打ち込み、締め固めについては責任者の監督管理が必要ですし、特に圧縮強度試験を行って、コンクリート強度を確認しなければなりません。

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橋梁商品のトピックス

2018.06.15橋梁商品
『鉄鋼新聞』(2018年6月15日)に、「橋梁用多機能防食デッキ NSカバープレートが西日本高速道路株式会社(NEXCO西日本)西名阪自動車道の美陵高架橋に採用」が掲載されました。
2018.05.23橋梁商品
「パネルブリッジ」の「架設桁架設工法」が「千年橋(釜石市道港町2号線)」において、初めて採用されました。

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