2026
ENTRY

製鉄プラントコース

実施テーマ詳細

13連続鋳造設備の技術検討
設計
機械
材料
募集対象 大学生/大学院生
テーマ内容 連続鋳造設備は、精錬で成分調整を終えた高温な溶鋼を冷却・凝固し、鋳片を製造する設備です。近年生産性向上の為、鋳造速度の高速化を指向されています。本実習では、高速鋳造化のキーとなる鋳片の冷却設備を高性能化する機能、構造を提案し、伝熱工学や材料力学等に基づき、シミュレーション計算やFEM解析を用い、設備の最適化検討を体験していただきます。
実習先 北九州技術センター
14鋼板処理設備の設計
設計
機械
材料
募集対象 大学生/大学院生
テーマ内容 鋼板処理設備は製鉄所で最も重要な最終製品の一つである家電製品や自動車等に使用される鋼板を製造する設備で、冷間圧延で薄く延ばされた板に対し、加工性を高めるための熱処理や、耐食性を高めるためのメッキを連続的に行う設備です。本実習では鋼板処理備を構成するさまざまな装置の一つである機械装置に関して、ラインを動かす装置の基本計画或は個別装置の基本及び詳細エンジニアリング手法の学習等を行っていただきます。
実習先 北九州技術センター
15鋼板処理設備、焼鈍炉装置の設計
設計
機械
材料
募集対象 大学生/大学院生
テーマ内容 鋼板処理設備は製鉄所で最も重要な最終製品の一つである家電製品や自動車等に使用される鋼板を製造する設備で、冷間圧延で薄く延ばされた板に対し、加工性を高めるための熱処理や、耐食性を高めるためのメッキを連続的に行う設備です。本実習では鋼板処理備を構成するさまざまな装置の一つである熱処理炉装置に関して、加熱装置或いは冷却装置のエンジニアリング手法の学習、熱収支等の計算実習及び改善提案等の作成等を行っていただきます。
実習先 北九州技術センター
16排ガス浄化設備の基本計画
開発 / 設計
機械
材料
化学
募集対象 高専生/大学生/大学院生
テーマ内容 排ガス浄化設備(乾式脱硫脱硝設備)のプロセス設計・基本計画に関する実習です。
世の中にはあらゆる排ガスがありますが、人体への毒性という観点からSOx、NOx、ダスト(PM2.5)などを取り除いた後に大気へ排出する必要があります。
これらの環境汚染物質の浄化設備として当社では乾式脱硫脱硝設備を有しており、日々大量の排ガスが発生する製鉄所や発電所に導入されています。
本実習では、海外のとある製鉄設備の排ガス量・排ガス組成とその地域の環境規制値をもとに、実際に設備構成、配置計画、導入コスト、運用コストに関する検討業務を体験してもらいます。
実習先 北九州技術センター
17水素加熱設備の計画
開発 / 設計
機械
材料
募集対象 大学生/大学院生
テーマ内容 世界的にCO2削減を始めとした環境負荷低減や持続可能な社会の実現が求められています。
高炉は、多岐に渡る産業に利用される鉄鋼製品生産の基幹技術であるため、高炉におけるCO2削減技術の開発は脱炭素社会の実現において重要な意義を持っています。
本実習では、CO2削減が期待される次世代高炉の概要を理解して関連設備の計画業務を体験していただくことで、実現までの課題を理解して貰います。
実習先 北九州技術センター
18【建築構造系専攻向け】
プラント設備を支持する鉄骨構造物の構造設計
設計
建築(構造)
募集対象 高専生/大学生
テーマ内容 プラント設備を支持する鉄骨構造物(ストラクチャー)の構造設計業務を体験していただきます。
本実習では、小規模ストラクチャーの構造計算及び3D-CADでの作図を、フレームの弾性応力解析ソフトFAP-3、3D-CADツールTEKLAを用いて実施いたします。
  • ①構造設計概要説明、TEKLA説明
  • ②構造計算実習
  • ③TEKLAによる作図実習
実習先 北九州技術センター
19ガス精製設備の設計
設計
機械
材料
化学
募集対象 高専生/大学生/大学院生
テーマ内容 製鉄所の「ガス精製設備」に関する体験研修です。
ガス精製設備は石炭を乾留するコークス炉から発生する副生ガス(COG)を冷却し有害物の除害と有価物を回収する装置群の総称です。ガス精製設備は、いったん不具合が起こるとコークス炉・高炉の操業にも影響を与える重要な設備であり、構成する一つ一つの装置が性能を発揮し続ける必要があります。この装置は化学工学、機械工学、材料工学の知見をもとに設計されており、いかに長期安定稼働を実現させるかが重要なポイントになります。
この研修ではガス精製設備について座学で学ぶとともに、実際に一部分の設備設計(構成装置のプロセス検討、ポンプ/熱交換器仕様検討等)の実習を行います。
実習先 北九州技術センター
20高炉設備の設計
設計
機械
材料
募集対象 高専生/大学生/大学院生
テーマ内容 製鉄所の「高炉」「製鋼」「電気炉」に関する体験研修です。
各設備の概要説明とGX、CNの動向を説明し、その理解を深めた上で、研修に入ります。高炉は、鉄鉱石から溶銑を生産し、製鋼は、その溶銑を成分調整し溶鋼を製造する設備です。電気炉もまた、スクラップから溶鋼を生産する設備です。各設備とも耐高温性能を必要とし過酷な環境下にあります。また、高炉は、圧力も高く、温度・圧力ともに激しく変動し、硬質物質が摩耗を起こすという過酷な環境下にあります。各設備の設計に当たっては熱や圧力(正圧、負圧)による応力や変形、耐摩耗性などを考慮した上で、いかに長期安定稼働を実現させるかが重要なポイントになります。
この研修では各設備技術について座学で学ぶとともに、実際に高炉設備の一部分の設備設計(機械装置品の強度検討,耐火物熱膨張計算等)の実習を行います。
実習先 北九州技術センター
21CDQ(コークス乾式消火設備)の設備理解、設計実習
設計
機械
材料
募集対象 高専生/大学生/大学院生
テーマ内容 コークス乾式消火設備(CDQ)は、コークス炉から持ち出される約1000℃の赤熱コークスを不活性ガスで冷却し、排熱回収ボイラーで生み出された蒸気を用いて電力を発生させる設備です。蒸気発生の熱源は赤熱コークスの顕熱を熱交換で回収することによって得られるので、CDQから発生する電力は環境にやさしくクリーンなエネルギーとなっています。また中国とインドのそれぞれにCDQのエンジニアリング業務を行う現地拠点、BE3(Beijing JC Energy & Environment Engineering Co., Ltd.)とNSEI(NIPPON STEEL ENGINEERING INDIA PRIVATE LIMITED)を有しており、各地域に根差した事業展開を行っています。

本テーマでは、CDQの構成設備の技術検討業務の一部に取り組んでいただき、製作現場訪問なども含めエンジニアリング会社での働き方を体感していただきます。
実習先 北九州技術センター

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