2019年7月23日
日鉄エンジニアリング株式会社
日鉄エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:藤原 真一、本社:東京都品川区、以下「当社」)は、日鉄鋼板株式会社(代表取締役社長:細貝 清司、本社:東京都中央区、以下「施主」)より受注した「船橋製造所No.2 CGL(連続溶融亜鉛めっきライン)リフレッシュ工事」(以下「本プロジェクト」)をこのたび竣工し、引渡し致しました。
本プロジェクトは、施主が、需要拡大しているエスジーエル®*の東日本地区における供給体制強化を目的として、船橋製造所No.2 CGL(連続溶融亜鉛めっきライン)の抜本的なリフレッシュ工事を行い、生産設備を最新鋭化するもので、当社は、めっき装置、炉設備などの新設機器および転用設備改造の設計、製作、試運転調整などを実施いたしました。このたびのリフレッシュ工事でNo.2 CGLは、IoT技術によるデータ収集・分析を活用した設備稼働状態監視システムと、めっき付着量制御機能を導入した最新設備に生まれ変わりました。
当社は、これまで長年培ってきた鋼板処理設備の設計・製造ノウハウを活かしたエンジニアリングによる最適なソリューションの提供を通じ、今後ともお客様の安定的な高付加価値の製品生産をサポートしてまいります。
*エスジーエル®は、日鉄鋼板(株)が開発し2013年に市場投入した次世代ガルバリウム鋼板の登録商標です。従来のガルバリウム鋼板をベースにマグネシウム(Mg)の防錆効果をプラスしたもので、特に腐食が起こりやすい切断端部や傷部などの腐食抑制効果が大きく、厳しい腐食環境でもガルバリウム鋼板を超える耐食性をもち、金属屋根・外壁用途を中心に普及が進んでおります。
生産能力 | 18千トン/月 |
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製品板厚 | 0.2㎜ ~ 1.6㎜ |
製品板幅 | 610㎜ ~ 1,250㎜ |
生産品種 | エスジーエル®、溶融亜鉛めっき鋼板 |
竣工日 | 2019年6月24日 |
「No.2 CGL(連続溶融亜鉛めっきライン)」外観写真
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