2020年7月13日
日鉄エンジニアリング株式会社
日鉄エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:石倭 行人、本社:東京都品川区、以下「当社」)は、このたび大阪府茨木市(市長:福岡 洋一)より、環境衛生センター基幹的設備改良工事(以下「本工事」)を受注いたしました。
茨木市環境衛生センター(以下「本施設」)は、1980年に稼働し1999年に更新した第一工場(処理能力:150t/日×1炉)と、1996年に稼働した第二工場(処理能力:300t/日、150t/日×2炉)で構成され、当社納入のシャフト炉式ガス化溶融炉が稼働しております。
本工事は、本施設を2040年頃まで稼働させるため、CO2排出量の削減を含めた設備改善を行い、本施設の延命化を図るもので、施設を稼働させながら炉休止期間に工事を実施いたします。
また、2018年6月に発生した大阪府北部地震において、茨木市は最大震度6弱を観測しましたが、本施設は自動停止・点検の後、地震発生日当日に稼働を再開し、その後も継続して災害ごみを処理しました。また、災害ごみの処理においては、シャフト炉式ガス化溶融炉の特長でもある幅広い処理対象と溶融スラグなどの資源化による、最終処分量の極小化が高く評価されました。
当社の基幹的設備改良工事の受注は、5件目となります。
当社は、今後とも廃棄物処理施設の延命化ニーズにお応えしてまいります。
1) 工事名称 | 環境衛生センター基幹的設備改良工事 |
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2) 発 注 者 | 茨木市長 福岡 洋一 |
3) 工事場所 | 茨木市東野々宮町14番1号 |
4) 工事期間 | 2020年6月16日~2023年2月28日 |
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