2021年2月1日
日鉄エンジニアリング株式会社
日鉄環境プラントソリューションズ株式会社
日鉄エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:石倭 行人、以下「当社」)の100%子会社である日鉄環境プラントソリューションズ株式会社(代表取締役社長:村上 裕、以下「NSES」)は、このたび、住友重機械工業株式会社(代表取締役社長:下村 真司、以下「SHI」)の100%子会社である住友重機械エンバイロメント株式会社(代表取締役社長:永井 貴徳、以下「SHI-EV 」)から、一般廃棄物処理事業を吸収分割(以下「本吸収分割」)により承継すること(下記参照)について合意いたしましたので、お知らせいたします。
当社は長年にわたり、廃棄物処理や再生可能エネルギー等のさまざまな環境・エネルギープラントを建設してきておりますが、施設建設(EPC)事業とともに運転・維持管理サービス型事業(O&M)の強化にグループを挙げて取り組んでおります。
今回のSHI-EVからの一般廃棄物処理事業の承継は、こうしたO&M事業の強化策の一環として行うものであり、NSESは、当社が建設した全国35箇所の廃棄物処理施設(ガス化溶融炉)に加え、SHI-EVが運転・維持管理等を行っている全国12箇所の廃棄物処理施設(ストーカ炉など)の運転・維持管理を担うことになります。両社の保有する人材・技術・ノウハウを有機的に統合・蓄積し、全国の施設で有効活用することでシナジー効果が生まれ、廃棄物処理施設のO&M技術力・サービス力の向上を図るとともに、EPCへのフィードバックを行うことにより総合的な廃棄物処理技術力の強化を実現することができます。
当社は昨年12月にNSESとエネルギー供給設備の運転・保守業務を行う当社100%子会社である日鉄エネルギーサービス株式会社との事業統合を決定しており、本件と合わせて環境・エネルギー分野におけるO&M事業の成長基盤の拡充を図り、持続可能な循環型社会の構築に必須のエンジニアリング会社として更なる発展を目指します。
契約締結日 : 2021年2月1日
効力発生日 : 2021年7月1日(予定)
SHI-EVを吸収分割会社とし、NSESを吸収分割承継会社とする吸収分割です。
SHI-EVが日本国内で営む都市ごみ焼却・リサイクル設備の運転管理・補修改良(O&M)及び新設工事(EPC)に係る事業を承継します。(但し、キルン施設に係る事業を除きます。)なお、承継される権利義務の詳細は、吸収分割契約において定めます。
(2020年3月期実績)
本社所在地 | 東京都品川区大崎1丁目5番1号 大崎センタービル |
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代表者 | 石倭 行人 |
設立 | 2006年7月 |
事業内容 | 製鉄プラント、環境・エネルギーソリューション、海洋鋼構造、建築・鋼構造、パイプライン(NSPE) |
資本金 | 15,000百万円 |
株主 | 日本製鉄株式会社(100%) |
売上高 | 3,404億円(連結) |
従業員数 | 4,737名(連結) |
(2020年3月期実績)
本社所在地 | 福岡県北九州市戸畑区大字中原46番地59 |
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代表者 | 村上 裕 |
設立 | 1994年4月 |
事業内容 | 廃棄物処理施設の運転・維持管理 |
資本金 | 50百万円 |
株主 | 日鉄エンジニアリング株式会社(100%) |
従業員数 | 1,502名 |
(2020年3月期実績)
本社所在地 | 東京都品川区西五反田7丁目10番4号 |
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代表者 | 永井 貴徳 |
設立 | 2007年1月 |
事業内容 | 上下水道処理設備の運転・維持管理、廃棄物処理施設の運転・維持管理 |
資本金 | 480百万円 |
株主 | 住友重機械工業株式会社(100%) |
従業員数 | 870名(内、廃棄物処理事業従事者は約160名) |
【お問い合わせ先】
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