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お知らせ

2022年4月1日
日鉄エンジニアリング株式会社
日鉄環境エネルギーソリューション株式会社

住友重機械エンバイロメント(株)からの一般廃棄物処理事業の統合開始について

日鉄エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:石倭 行人、以下「当社」)の100%子会社である日鉄環境エネルギーソリューション株式会社(代表取締役社長:織田 和之、以下「NSES」)は、住友重機械エンバイロメント株式会社(代表取締役社長:永井 貴徳、以下「SHI-EV 」)と一般廃棄物処理事業を承継することについて2021年2月1日付けで合意し、吸収分割契約を締結(以下、「本契約」)しておりましたが、このたび本契約を本年4月1日付けで取引実行(クロージング)し、事業統合を開始いたしましたので、お知らせいたします。

当社は長年にわたり、廃棄物処理や再生可能エネルギー等のさまざまな環境・エネルギープラントを建設してきておりますが、施設建設(EPC)事業とともに運転・維持管理サービス型事業(O&M)の強化にグループを挙げて取り組んでおります。

今回のNSESによるSHI-EVの一般廃棄物処理事業の統合は、こうしたO&M事業の強化策の一環として行うものであり、NSESは当社が建設した全国37箇所の廃棄物処理施設(ガス化溶融炉)に加えて、これまでSHI-EVが運転・維持管理等を行っていた全国12箇所の廃棄物処理施設(ストーカ炉など)の運転・維持管理を今後担っていくことになります。両社の人材・技術・ノウハウを有機的に統合し、全国の施設に展開することでシナジー効果を生み出し、廃棄物処理施設のO&M技術力・サービス力の向上を図るとともに、O&M事業を通じて得られる設備改善のフィードバックをEPC事業へ行っていくことにより総合的な廃棄物処理技術力を強化して参ります。

当社は、環境・エネルギー分野におけるO&M事業の成長基盤の拡充を図り、持続可能な循環型社会の構築に必須のエンジニアリング会社として更なる発展を目指します。

1. 本吸収分割の要旨
  • (1)本吸収分割の日程
    契約締結日:2021年2月1日
    取引実行日:2022年4月1日
  • (2)本吸収分割の方式
    SHI-EVを吸収分割会社とし、NSESを吸収分割承継会社とする吸収分割です。
  • (3)吸収分割の範囲
    SHI-EVが日本国内で営む都市ごみ焼却・リサイクル設備の運転管理・補修改良(O&M)及び建設工事(EPC)に係る事業を吸収分割しNSESが承継しました。(但し、キルン施設に係る事業を除きます。)
2. 当社及び本吸収分割の当事会社の概要
◆ 日鉄エンジニアリング株式会社
本社所在地 東京都品川区大崎1丁目5番1号 大崎センタービル
代表者 石倭 行人
設立 2006年7月
事業内容 環境・エネルギー、都市インフラ、製鉄プラント
資本金 15,000百万円
株主 日本製鉄株式会社(100%)
従業員数 4,469名(連結)
◆ 日鉄環境エネルギーソリューション株式会社(承継会社)
本社所在地 福岡県北九州市戸畑区大字中原46番地59
代表者 織田 和之
設立 1994年4月
事業内容 廃棄物処理・資源化施設並びにエネルギー生産施設(熱電供給システムなど)の運転・管理および整備保全
資本金 50百万円
株主 日鉄エンジニアリング株式会社(100%)
従業員数 1,573名
◆ 住友重機械エンバイロメント株式会社(分割会社)
本社所在地 東京都品川区西五反田7丁目10番4号
代表者 永井 貴徳
設立 2007年1月
事業内容 上下水道処理設備の運転・維持管理、廃棄物処理施設の運転・維持管理
資本金 480百万円
株主 住友重機械工業株式会社(100%)
従業員数 835名(内、廃棄物処理事業従事者は約150名)

【お問い合わせ先】

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