2023年8月25日
日鉄エンジニアリング株式会社
日鉄エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:石倭行人、本社:東京都品川区、以下「当社」)は、「柳泉園クリーンポートのごみ発電余剰電力を活用した電力地産地消事業に係る公募型プロポーザル」の優先交渉権を獲得し、このたび、東京都東久留米市(市長:富田竜馬、以下「同市」)および柳泉園組合(管理者:富田竜馬、所在地:同市)との間で基本協定書を締結しましたので(以下「本協定」)、お知らせいたします。
本協定は、当社グループが操業する柳泉園クリーンポートにおいて、ごみ焼却の熱エネルギーを利用して発電されたCO2フリーの電力(ごみ発電)を当社が買い取り、同市の本庁舎、小中学校を含む24の公共施設に供給するものです。同市は、本年3月「2050年ゼロカーボン社会の実現」を目指す「東久留米市ゼロカーボンシティ宣言」を表明しており、当社は、地域のごみを電気として再生し地元で有効活用する「電力の地産地消」事業を通じて、同宣言の実現に大きく貢献いたします。
ごみ発電は、地域から日々発生するごみを燃料資源として活用するため電気価格が乱高下せず、かつ太陽光発電や風力発電等のように天候や時間帯に影響されずに発電が可能という「安定性」と「CO2排出削減メリット」(同市での削減効果は年間約2,400㌧の見込み※1)を併せ持つクリーンエネルギーとして、大いに期待されております。
今回の取り組みは、当社として自治体向け7事例目となります。当社は、全国各地で当社グループが建設・運営するごみ発電を活用した地産地消電力による「地域循環共生圏」の創造、また再生可能エネルギーを活用したCO2フリー電力※2、RE100電力※3等、環境に配慮した電力供給サービスを通じて、カーボンニュートラル社会の実現とSDGsの達成に貢献してまいります。
電力小売事業者 | 日鉄エンジニアリング株式会社 |
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施設概要 | ごみ発電施設(発電所名:柳泉園クリーンポート)
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電気供給期間 | 2023年10月1日~2027年3月31日 |
当社は、電力自由化当初から電力事業に取り組んできた老舗の小売電気事業者です。製鉄業により培われた発電所の操業ノウハウ※4と、エンジニアリング業によるエネルギープラント※5建設ノウハウや環境ソリューション技術を活かし、エネルギーに関する安定的かつ先進的なソリューションを提供しています。
また、ごみ処理施設の設計・施工・操業を担うプラントメーカーとして、ごみ処理と一体となった地産地消電力事業を各地で実施しています。
No. | 自治体名 | 施設名 | 事業開始時期 |
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1 | 千葉県君津市 | かずさクリーンシステム | 2021年2月~ |
2 | 千葉県袖ケ浦市 | かずさクリーンシステム | 2021年4月~ |
3 | 千葉県富津市 | かずさクリーンシステム | 2021年6月~ |
4 | 広島県東広島市 | 広島中央エコパーク | 2021年12月~ |
5 | 千葉県木更津市 | かずさクリーンシステム | 2022年2月~ |
6 | 埼玉県さいたま市 | さいたま市桜環境センター | 2023年6月~ |
【お問い合わせ先】
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