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採用情報

プラント本部 建設部 工事第二室

プロジェクトを幅広く見渡せる。
他国に先駆けたモデルプラントの構築を目指して。

ー日鉄エンジニアリングとの出会いを教えてください。

日鉄エンジニアリングに入社する前は、別の専業エンジニアリング会社で、サウジアラビアやオマーンといった中東地域を中心にシビルエンジニアとして土地造成、鉄骨架構、機器基礎、地中配管等の設計・施工を担当していました。中東ということもあり単身で赴任していたのですが、家族が離れ離れに暮らす年数が長くなるにつれ、今後も中東で仕事をすることが家族の将来にとって良いことなのだろうか、と悩むことが増えていきました。そんな時、日鉄エンジニアリングに転職をした知人から「海外で仕事ができる中堅世代を欲しがっている」という話を聞きました。その時初めて、北九州に地盤を置くプラントエンジニアリング会社があることを知ったんです。実は、自身も妻も九州出身。両親や知り合いが近くにいる土地を基盤に、大好きなプラントエンジニアリング業務に携わる事ができるのであれば家族も安心して過ごせるだろうと考え、転職を決意しました。

ー現在の業務について教えてください。

入社して配属されたのは製鉄プラント事業部(当時)で、機械工事、築炉工事をメインに担当しました。私自身は土木系の出身でしたが、分野は異なっていても設計と工事の流れの基本は同じなので、その点ではこれまでの経験を活かすことができました。ただ、技術知識においては前職からスライドできた部分は少なく、築炉工事技術、高炉等の高温設備の設計施工、材料などはあらたに学ばなくてはなりません。知識面をカバーするために、最初の3年間はベテラン技術者や先輩の元で修業させて頂き、現場をとおして知識を身につけられたことには本当に感謝しています。
その後、自ら希望して環境ソリューション事業部(当時)に異動し、国内の廃棄物処理(ガス化溶融炉)&発電設備建設工事を担当することになりました。扱うものは変わりましたが、高炉の技術を生かした設備なので、前事業部での経験も活かすことができています。

ー実際に入社してみた印象はどうですか?

現在は国内を拠点に仕事をしているので、海外と国内という違いもあるかもしれませんが、前職では、プロジェクト規模が巨大であった為、専門部ごとの分業化を明確にした上でプロジェクト運営が実施されていたのですが、弊社プロジェクトの規模では、各部門が密接に連携して業務を進める方式が可能なため、仕事を見渡せる範囲が広い点が大きく異なります。
また、前職では帰省補助のある帰省日は3~4ヵ月に1回でしたが、現在は1ヵ月に1回あるので家族と過ごせる時間が増えたのも嬉しい変化でした。プロジェクト終了後にはインターバル休暇も取得できています。

ー今後の目標を教えてください

異動を希望した理由として、当事業部で廃棄物発電施設(ストーカ炉式焼却発電設備)の海外EPC&M展開を開始する点があります。東南アジアでは未だにほとんどのごみは焼却されることなく直接埋め立てられており、都市の発達に伴いごみの排出量が増えていく中で、処分場は逼迫しています。また公衆衛生の観点からもごみ処理施設の整備が必要とされています。これらニーズに対して、当社は国内で培った設備技術と高い発電効率を武器に、他国に先駆けてモデルケースとなるようなごみ処理施設を建設しようとしており、ぜひこのプロジェクトに参加したいと思っています。再び海外へ舞台を移し、技術の探求により専門性に磨きをかけて、世界のごみ問題解決に貢献することがこれからの目標です。

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