アンボンドブレース®

軸力を負担する中心鋼材を鋼管とモルタルで拘束し、座屈せずに安定的に塑性化するブレースです

芯となる中心鋼材を鋼管とコンクリートで拘束することで、座屈せずに安定的な塑性化を実現しています。中心鋼材とコンクリートの間には特殊な緩衝材(アンボンド材)を用いており、鋼管とコンクリートには軸力が加わりません。これらの組み合せにより、引張・圧縮ともに同性状の安定した履歴特性を持つ、制振ダンパー・耐震部材として利用できます。

座屈拘束材に鋼管コンクリートを使用しているため、単位軸力当りの製品鋼材重量が軽くなり経済的にも有利です。なお、製造は特定工場での厳密な管理下で行い、常に高い品質を確保しています。

この製品の詳細は「日鉄エンジニアリングの鋼構造技術」サイトを参照下さい。

アンボンドブレース®

東京工業大学緑ヶ丘1号館

実績例

日本テレビタワー

地域:東京都港区

客先名:日本テレビ(株)/清水建設(株)

時期:2003年

竣工採用本数:68本

(株)SANKYO新東京本社ビル

地域:東京都渋谷区

客先名:(株)SANKYO/大林・新日鉄・不動・長谷工JV

時期:1998年竣工

採用本数:48本

乃村工藝社ビル

地域:東京都港区

客先名:乃村工藝社/(株)大林組

時期:2006年竣工

採用本数:213本