鋼材も、人も、動かすのは調整力。
チームが導く「最適解」

S.Y.
ものづくり技術センター 若松工場 計画・技術室
2024年入社

Mission憧れが導いた鋼構造物への挑戦

父の仕事の影響もあり、幼少期から大きなプラントや鋼構造物に憧れを持っていた私のファーストキャリアは、造船事業でした。退職前には新造船のプロジェクトリーダーも担当させていただくなど、やりがいのある面白い仕事だったと今も思っています。
そんな私の転職は、実家の事情で地元北九州に家族で転居することになったのがきっかけ。北九州勤務はもちろん、大型の鋼構造物の製造に携わることができる点に魅力を感じ、経験者採用に応募しました。面接では造船時代の経験を評価いただき入社。若松工場では、港湾ジャケットの施工管理を担当し、フェーズごとの部材の加工法や手順・工程の検討立案、協力会社との契約や実行管理まで、仕事は多岐にわたります。現在は、造船の経験を頼りに、年齢を問わず“先輩”と積極的にコミュニケーションを取りながら、これまでの経験を当社の業務にアジャストできるよう奮闘中です。

Commitment鋼構造物を組み上げる、先手を仕掛ける会話

ジャケットの製作現場は、平らで大きな鉄板一枚が加工され、組み上がり、最終的には数十メートルの大きな鋼構造物へと変容していく「ライブ感」があるフィールドです。当然、その過程で携わる関係者の数は多く、工程によってその顔ぶれも日々変わっていきます。プロジェクトを進める上で、多くのウエイトを占めるのが、日々の調整や交渉事です。
中でも重視されるのは、やはり「会話」。日常的なコミュニケーションの中から、懸念点や浮上する課題を拾っていくのです。それが、後の作業をスムーズにするヒントやリスク回避のアドバイスになります。特に、後工程に入る協力会社は、これまでの進捗などを把握したいという思いが強いんです。その思いをくみ取り、作業にあたる職人さんへと伝えていく。「先手、先手の情報展開」が求められる仕事だと思っています。
出来上がったジャケットを見る感動はひとしおですが、同時にライブが終わった後のようなさみしさを覚えるのは、仕事が充実していることの裏付けのように感じます。

Story複数のプロジェクトが交差するチームの視線

若松工場では、複数のプロジェクトが並行して進行していきます。そのため、他のプロジェクトの進行も考慮しながら、限られた設備・リソースを効率的に活用していくための「最適解」を探す必要があります。万が一、変更が入れば、他のプロジェクトの調整も必要になる。全体最適を導くための発想やアイデア、調整力・交渉力まで、施工管理の腕の見せどころです。私も初めて担当したプロジェクトで調整を必要とする場面に遭遇しましたが、先輩や協力会社の職人さんのアドバイスにも助けられ、ことなきを得ました。会社全体、そして協力会社さんとのチームワークの良さは、他社と比較しても当社の強みだと感じます。DX化による情報共有も進み、連携・チームワークはさらに強化されていくでしょう。
転職から1年。まだ、自身が最初から手がけた港湾ジャケットが出荷されるところまでは見届けたことがありません。年齢にかかわらず、率直な意見をくれる同僚や、百戦錬磨の職人たちから知見をいただきながら、自分が手がけたプロジェクトを完遂させ、早く自分の港湾ジャケットが現地に据えられた姿を見たいですね。

Column

人も会社も成長する

前職は造船業。同じ海がフィールドでしたが、ほぼ異業種への挑戦でした。一から学ぶ必要がありましたが、チームで課題を共有し、最適な解決策を議論する風土があることで日々成長を実感しています。他にも、新入社員が改善に向け積極的に提案している姿を見て、風通しの良い職場だなと改めて感じています。