「つくる」だけで終わらせない
変わる社会で「活きる技術」を

- S.M.
- プラント本部 整備部 大規模整備室
- 2023年入社
Mission社会の変化に合わせて、スキルの深化を目指した
「今まで培ったスキルをより意義深い領域で活かしたい」——前職では、長年にわたり、国内外の石炭を利用した火力プラントの建設に携わっていました。しかし、カーボンニュートラル推進というマーケットの構造そのものが変化していくのを目の当たりにしたことから、新しい成長の機会を求め転職を考え始めました。転職活動をしている時に、前職の先輩に声をかけていただき当社の話を詳しく聞かせてもらったことが入社のきっかけです。
発電設備を持つ廃棄物処理設備は、前職で身につけた知見との親和性が高い。さらに、前職にはなかったO&M(※)などのバリューチェーン全体を視野に入れている事業領域の広さとユニークさも魅力に感じました。決定打となったのは、環境への負荷軽減やLCC(ライフサイクルコスト)の最適化を軸に据える同社のスタンスに共鳴したこと。当社は、「単なる設備供給にとどまらない、持続可能な社会に貢献できるエンジニアリング会社」だと、確信を持って入社しました。
※Operation & Maintenance
Commitment「つくる」を「活かす」に。「全体最適」という視座

現在は、全国のO&M拠点の支援に従事し、整備の効率化やCO2削減のための最適化を図っています。これは、老朽化した設備の改修、エネルギー回収率の向上、売電促進などを視野に入れた大規模なプロジェクトです。
このプロジェクトの醍醐味は、「全体最適」を目標に据えられるところ。O&Mを事業領域として持たなかった前職とは違い、当社では、運用を続けている施設の実績やデータの蓄積があることで、理論と実践を往復しながら設計することができます。また、それによりメンテナンスのリスクを事前に可視化しケアすることができる点も強みだと感じています。
開発からO&Mまで、一貫して行う当社の事業に触れたことで、「引き渡して終わり」だった仕事の価値観に大きな変化があったと実感しています。スクラップ&ビルドを前提とするのではなく、20年、30年後の社会的意義やコストを、長期的な視点を持って合理化を図ることは、当社の経験で得た新たな視座。転職の際に求めていた成長を、転職からわずか1年数ヶ月で、既に実感しています。
Story高い視座こそが、組織のイノベーションを起こす


学生時代から、何をやるにも「情報収集」「戦略立案」「実行」の3段階を徹底的にやるということを意識していました。よく言われるPDCAのDoとActionの違いに疑問を感じていたため、私は「情報収集」「戦略立案」「実行」で考えるようにしています。周囲の目に触れるのは「実行」の部分となりますが、結局、持っている情報が薄ければ「実行」にも厚みが出ない。エッジの効いた価値のある戦略や計画も、徹底した「情報収集」があるからこそ。当社には、開発から運用・メンテナンスまで一貫して手がけることで得られる「視座の高い情報」があります。これまで当社で手掛けてきた標準化資料の整備やさまざまな最適化の提案も、O&Mを担当したことで得られた知見から着想したものです。
Column
知識を出し惜しみしない会社
ガス化溶融技術は、難易度が極めて高いと言われています。当社は、その中でも、製鉄の高炉技術を応用し、40以上の設備を手がけてきました。廃棄物のような性状の不安定なものをガス化し、エネルギーとして再利用するウソのような溶融施設まで。先人たちの挑戦と執念が、当社の世界一と言っても過言ではないレベルで技術を社会実装してきたのだと思います。

