2020年2月6日
日鉄エンジニアリング株式会社
日鉄エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:藤原 真一、本社:東京都品川区、以下「当社」)は、日本インシュレーション株式会社(代表取締役社長:吉井 智彦、本社:大阪市中央区)とともに、このたび球面すべり支承「NS-SSB®」※1において、2019年11月15日付で建築基準法に基づく国土交通大臣の「3時間耐火認定」を取得いたしました。
近年、建物の中間層に免震装置を配置する"中間層免震"、1階に駐車場やエントランスなどを設ける場合に1階柱の上部に免震装置を配置する"柱頭免震"のニーズが高まっており、それらの免震装置には耐火性能が要求されます。
今回、「NS-SSB®」の外周部に耐火被覆材※2を配置し「3時間耐火認定」を取得することにより、"中間層免震"、"柱頭免震"への対応が可能となり、従来よりも適用範囲が広がりました。
「NS-SSB®」は、2014年の販売開始以来、累積約2,600台の実績を重ねております。
当社は、今後も鋼構造エンジニアリングと鉄の知見を活かし、より安定した性能を保有する免震装置を提供することで、安全・安心な社会の実現に貢献してまいります。
※1 SSB:Spherical Sliding Bearingの略
NS-SSB®:日鉄エンジニアリング㈱の登録商標です。
※2 日本インシュレーション㈱が製造・販売する「表面塗装鋼板付けい酸カルシウム板」
【NS-SSB®姿図】
【耐火被覆材の納まり例】
【お問い合わせ先】
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