NS-SSB®
概要
鉄という素材を熟知する当社だからこそ実現できた「鉄の免震装置」。振り子の原理を利用し、地震時にはスライダーが上下の曲面状のすべり板の間で振り子のように移動し、地震エネルギーを吸収しつつ建物を元の位置に戻します。 本装置だけで免震層に必要な絶縁・支承・減衰・復元の全ての機能を有し、NS-SSBのみで免震効果を発揮します。
構成・特長
<ラインナップ>
固有周期:4.5秒、6.0秒
摩擦係数:中摩擦タイプ(0.043)、低摩擦タイプ(0.013)
スライダー直径:150mm~600mm(約100t~約1,700t)
限界変形量:450mm~950mm
固有周期×摩擦係数×限界変形量を組み合わせ、最適な装置選定ができます
摩擦係数:中摩擦タイプ(0.043)、低摩擦タイプ(0.013)
スライダー直径:150mm~600mm(約100t~約1,700t)
限界変形量:450mm~950mm
固有周期×摩擦係数×限界変形量を組み合わせ、最適な装置選定ができます
導入メリット
メリット1建物の重量に関係なく、安定した免震効果を発揮
- 一般的に免震化しにくいとされてきた低層、軽量な建物にも免震効果を発揮
- 建物の重量変化にも対応(建物内部の収容物、積雪による重量変動等)
メリット2トータル建設コストの削減
- 装置がコンパクトで、免震層の築造時に生じる掘削コストを削減
メリット3性能のばらつきはごくわずか
- 主要構成部材が鉄であることで、経年劣化しにくく耐久性に優れる
- 高精度な機械加工により、品質のばらつきはごくわずか
メリット4免震層の空間を有効活用
- NS-SSBを柱直下に設置するだけで免震化が可能なので、免震層の配管・配線の制限が少ない
メリット5設計が容易
- NS-SSBは支持荷重、変位量に応じて装置サイズを選ぶだけ。水平性能と鉛直性能を分離して設定が可能なため、装置選定が容易
- 告示免震ルートでの設計にも対応