概要

短期間で架け替えが可能な新形式のプレキャスト合成床版桁です。交差道路上や鉄道上などの桁高制約や工期の制約を有する中小スパンに適しています。「鋼桁+底鋼鈑+床版コンクリート」を工場で一体化した「軽量プレキャスト床版パネル」を現地で架設することで、施工日数を短縮できます。また、低桁高で補剛材を軽減した凹凸の少ない構造になるため維持管理性に優れるほか、 劣化した既設橋梁に対し既存の橋脚を活かしながらの架替え(分割施工)が可能となります。

※本製品は、㈱横河NSエンジニアリングとの共同開発です。

導入する4つのメリット

メリット1急速施工

鋼桁+床版コンクリートが一体構造となった製品ブロックを架設して組み立てる合成床版桁のため、急速施工が可能。

メリット2中間支点構造

中間支点横桁を介して主桁連結するため、桁配置の制約が少なく施工誤差の吸収が可能。

メリット3分割施工

2主桁部材や落とし込み床版の製品ブロックの組み合わせで構成され、分割施工にも適する。

メリット4軽量化

コンクリート桁の架け替えでは、死荷重を低減でき橋脚補強も低減できる。

分割施工順序


施工手順

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橋梁商品のトピックス

2018.06.15橋梁商品
『鉄鋼新聞』(2018年6月15日)に、「橋梁用多機能防食デッキ NSカバープレートが西日本高速道路株式会社(NEXCO西日本)西名阪自動車道の美陵高架橋に採用」が掲載されました。
2018.05.23橋梁商品
「パネルブリッジ」の「架設桁架設工法」が「千年橋(釜石市道港町2号線)」において、初めて採用されました。

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