概要

新設、既設の橋梁にアンボンドブレースを設置することができます。 橋梁上部工の既存部材の一部をアンボンドブレースに交換することで、地震動エネルギーを吸収し、下部工への負担も軽減し、橋梁の耐震性が向上します。

3つの導入メリット

メリット1経済性の向上

アンボンドブレースが地震動エネルギーを効率的に吸収するため、橋梁の各種部材に作用する地震力が大幅に低下します。新設橋では部材断面の小型化により鋼材の使用量が減少し、既設橋では補強範囲の縮小により補強材の使用量が減少します。

アンボンドブレースの適用効果例

下図は、既設の方杖ラーメン橋に、レベル2地震動を作用した場合の動的解析結果です。左図はアンボンドブレース設置前、右図はアンボンドブレース設置後を示しています。図の赤い部分は許容応力度を超過する部材です。アンボンドブレース設置前は許容応力度を超過する部材が22部材ですが、アンボンドブレース設置後は許容応力度を超過する部材はわずか4部材まで減少します。

アンボンドブレース設置前

アンボンドブレース設置後

地震時応答の低減効果

メリット2工期の短縮

メリット3維持管理の向上

アンボンドブレースは鋼材を中心に構成した部材のため、鋼製橋梁と同様に維持管理点検することができます。

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橋梁商品のトピックス

2018.06.15橋梁商品
『鉄鋼新聞』(2018年6月15日)に、「橋梁用多機能防食デッキ NSカバープレートが西日本高速道路株式会社(NEXCO西日本)西名阪自動車道の美陵高架橋に採用」が掲載されました。
2018.05.23橋梁商品
「パネルブリッジ」の「架設桁架設工法」が「千年橋(釜石市道港町2号線)」において、初めて採用されました。

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