土木・橋梁用アンボンドブレース
実績
実験実績
アンボンドブレースの優れた性能は、多くの実験により確認されています。
実大実地震動による動的載荷実験
圧縮
神戸海洋気象台波(1995年:神戸)10~70カインで連続的に加力し、最大7.6%(層間変形角約1/20)の圧縮軸歪み下での安定した性能を確認
引張
エルセントロ波(1940年:カリフォルニア)5~90カインで連続的に加力し、最大7.2%(層間変形角約1/20)の引張軸歪み下での安定した性能を確認
実験状況:科学技術庁との官民共同研究による(’97~’99)
動的載荷実験結果
最大層間変形角(引張側1/57 圧縮側1/65)
繰り返し疲労実験
層間変形角1/100の変形(大地震時における建物の最大変形に相当)に対し、約200回の繰り返し疲労性能を確認
疲労実験結果
※LYP225変断面型(制振タイプ)は層間変形角1/100の変形に対し、芯材中央部分の歪振幅が±2.0%となるため、繰り返し性能は30回程度となります。
高軸力タイプ/ピン接合タイプによる大変形試験
軸力(大断面)タイプ及びピン接合タイプの実大試験により、層間変形角1/33 相当の変形まで安定した履歴性能を確認
高軸力タイプ
芯材 | SN400B |
部材長 | 7.5m |
降伏耐力 | 5200kN |
最大実歪 | 2.9%(軸縮み量80mm) |
ピン接合タイプ
芯材 | BT-LYP225 |
部材長 | 14.0m |
降伏耐力 | 860kN |
最大実歪 | 1.2%(軸縮み量130mm) |