概要

剛性・耐力・変形能力に応じ、自在かつ広範囲な設計・施工が可能な鋼製ダンパー

構成・特長

免震NSUダンパーは、品質の高い圧延鋼材(SN490B材)を加工した鋼製ダンパーで、ダンパーの大きさや本数の違いにより、 広範囲なダンパー能力が選択可能です。

■別置型

ダンパー数4本タイプ

ダンパー数6本タイプ

ダンパー数8本タイプ

ダンパー数3本タイプ(P型)

ダンパー数4本タイプ(P型)

ダンパー数6本タイプ(P型)

変形能力
NSUD40Rシリーズ:限界変形550mm
NSUD45Rシリーズ:限界変形650mm
NSUD50Rシリーズ:限界変形750mm
NSUD55Rシリーズ:限界変形850mm
NSUD60Rシリーズ:限界変形1000mm

※P型はNSUD55Rシリーズでのみ展開しています。

■天然ゴム系積層ゴム支承一体型

別置型免震NSUダンパーと天然ゴム系積層ゴム支承を組合せた製品です。

ダンパー4本タイプ(N型)

ダンパー4本タイプ(L型)

ダンパー4本タイプ(T型)

ダンパー8本タイプ(N型)

変形能力​
NSUD40Rシリーズ:限界変形550mm​
NSUD45Rシリーズ:限界変形650mm​
NSUD50Rシリーズ:限界変形750mm​
NSUD55Rシリーズ:限界変形850mm​

※建物が地震などで揺れる際、ダンパーが変形します。設計・施工時にダンパーの可動範囲の考慮が必要です。​

導入メリット

メリット1高品質

地震時に安定した復元力特性で地震エネルギーを吸収し揺れを低減します。また、温度や振動数の依存性はなく、繰り返しに対する疲労特性にも優れています。

メリット2高い設計自由度

ダンパーのサイズ、本数や配置、組み合わせにより、建物形状に合わせた最適な設計が可能です。

メリット3無方向性

全方位にほぼ同等の履歴特性を示します。

メリット4点検が容易

地震後の損傷程度を目視にて確認できます。また、万が一の地震後もダンパー部分の取り替えも可能です。

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免制震デバイスのトピックス

2023.09.14免制震デバイス
座屈拘束ブレース「アンボンドブレース」の国内最大級の実大試験設備を新設。
2023.03.07免制震デバイス
認定番号MVBR-0594(日鉄エンジニアリング式免震U型ダンパー)の誤記の校正に伴い、認定番号の変更を行い、認定番号MVBR-0594-1を新規に取得しました(令和5年2月1日付)。尚、誤記校正により認定番号MVBR-0594は取り消しとなっております。
※「日鉄エンジニアリング式天然ゴム系積層ゴム支承一体型免震U型ダンパー」については、積層ゴム支承と組み合わせる免震U型ダンパーの校正前の認定番号MVBR-0594は、新認定の認定番号MVBR-0594-1に読み替えることが出来るため、認定番号の変更はございません。
(参考)天然ゴム系積層ゴム支承一体型免震U型ダンパーの認定番号:MVBR-0624~MVBR-0627

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