• 日鉄エンジニアリング株式会社

下水汚泥資源化システム「ジェイコンビ®」由来の菌体りん酸肥料を使った園芸用培土&混合肥料を製品化

日鉄エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:石倭行人、本社:東京都品川区、以下「当社」)は、下水汚泥資源化システム「ジェイコンビ®」※1で製造される菌体りん酸肥料「OH!DAY!®北九州」※2を販売開始し※3、「OH!DAY!®北九州」を配合した園芸用培土「OH!DAY!®SOIL」と混合肥料「OH!DAY!®888」を製品化したことをお知らせいたします。なお、ジェイコンビ®由来の菌体りん酸肥料を使った園芸用培土と混合肥料は日本初となります。

菌体りん酸肥料「OH!DAY!®北九州」を配合した園芸用培土「OH!DAY!®SOIL」と特殊肥料入り指定混合肥料「OH!DAY!®888」は、ジェイコンビ®で製造される造粒乾燥物の肥料利用に関して、北九州市と株式会社北九州ジェイコンビシステムによる共同研究の成果により製品化されたもので、2026年上期から本格的な市場流通を予定しています。

日本は、食料生産を支える肥料原料の大部分を輸入に依存しており、国際市況や原料輸出国の政策の影響を強く受けやすい状況となっています。政府は2030年までに堆肥・下水汚泥資源の使用量を倍増し、肥料の使用量(りんベース)に占める国内資源の利用割合を40%まで拡大※4、2050年までに化学肥料の使用量30%削減(2016年比)※5といった目標を打ち出しており、下水汚泥の肥料利用は未利用バイオマス資源の利用拡大や、りんをはじめとする肥料原料の海外依存度の低下と資源循環型社会の構築に貢献する取り組みとして、その重要性が再評価されています。

当社は、ジェイコンビ®による下水汚泥資源のハイブリッド活用提案を通して、地域ニーズに応じた柔軟な下水汚泥資源の有効活用を推進し、資源循環型社会の構築および脱炭素社会の実現に貢献してまいります。

  • ※1 「ジェイコンビ®」は日鉄エンジニアリング(株)の登録商標です。これまで主に埋立てや焼却により処分されてきた有機性脱水汚泥から汚泥燃料を製造し、バイオマス燃料として有効利用するもので、国内8件の実績があります。
  • ※2 汚泥資源を利用した肥料のうち、品質管理が徹底され、肥料成分を保証できるもの。登録肥料の原料や指定混合肥料の原料として利用することができ、多様なニーズに応じた肥料の生産が可能となります。
  • ※3 株式会社北九州ジェイコンビシステム(当社と(株)ケーイーエスが設立した特別目的会社)が肥料登録主体として販売を行います。
  • ※4 食料安全保障強化政策大綱(令和5年12月27日)
  • ※5 みどりの食料システム戦略(令和3年5月12日)
【製品概要】
OH!DAY!®北九州
北九州市日明汚泥燃料化センターで製造される造粒乾燥物を、下水汚泥資源のさらなる有効利用という観点から令和6年9月19日に敷地外へ肥料として登録。  
OH!DAY!®SOIL
菌体りん酸肥料である「OH!DAY!®北九州」と地元製鉄所から発生する鉄鋼スラグ「塊鉄」を主肥料として配合した地元資源循環型の園芸用土。  
OH!DAY!®888
食物の成長に特に必要とされる肥料の三要素(窒素(N)、りん酸(P)、カリ(K))を各8%配合した混合肥料であり、原料として「OH!DAY!®北九州」を約25%使用。  
 
【ジェイコンビ®による下水汚泥資源のハイブリッド活用イメージ】

【お問い合わせ先】
サステナビリティ・広報部 広報室
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