人とデジタルが共創する未来へ

古家 秀彦
この度は、当社DXサイトにお越しいただき、誠にありがとうございます。
近年、生成AIをはじめとするデジタル技術は飛躍的な進化を遂げ、人々の暮らしや産業に革新をもたらしています。しかし、技術だけでは持続可能な未来の実現は困難であり、「人」の創意工夫や強い意思が欠かせません。私たち日鉄エンジニアリングは、「人」を中心に置き、デジタル技術については社会課題を解決する力として活用し、より良い未来を築いてまいります。
社会課題への取り組み
私たちが直面する課題は、気候変動、労働力人口の減少、災害リスクの増加など、多岐にわたります。これらを解決するためには、「人」と「技術」が調和し、相互に支え合うアプローチが必要です。当社では、「技術革新」と「DX」を両輪とする取り組みを軸に掲げ、持続可能な社会実現に向けた挑戦を続けています。
例えば、プラント操業の現場では、AIによる異常検知や重労働作業を代替するロボットを導入し、安心・安全な運転を支援しています。この取り組みは、独自開発の統合プラットフォーム「Think Platform®」によって実現しています。また、建設現場では3Dモデルを活用した施工管理手法を導入し、都市インフラやプラント建設の効率性と精度を大幅に向上させています。さらに、電力事業では気象データを基に発電・需要予測を行い、市場取引を最適化することでエネルギーの効率的な利用を実現しています。これらの取り組みは、DXが私たちの生活にどのように貢献できるかを示す好例です。
人を中心に据えたDXの実現
DXを推進するにあたり、最も重視しているのは「人」を軸に据えることです。デジタル技術を最大限活用し、社会に新しい価値をもたらすには、それを担う「人」が欠かせません。当社では、社員が基礎的なデジタルスキルを習得するだけでなく、応用力やリーダーシップも発揮できるよう包括的な人材育成プログラムを展開しています。この取り組みにより、「人」と「技術」が相互に補完し合い、未来を切り開く企業文化を育んでいます。
DXサイトに込めた想い
当サイトでは、日鉄エンジニアリングが取り組む具体的なDX実績やソリューション事例を分かりやすく紹介しています。また、これらを手がける当社社員一人ひとりの創意工夫や挑戦に触れることで、「人」を軸にしたDX推進の重要性もお伝えしたいと思います。皆さまに、当社のDXプロジェクトの真髄だけでなく、その背景にある人々の努力や情熱も感じ取っていただければ幸いです。
持続可能な社会実現へ向けて
日鉄エンジニアリングは、「技術革新」と「DX」という2つの柱を強力に推進することで、持続可能で活力ある未来社会の構築を目指します。これからも革新的な取り組みを続け、社会や産業の持続可能性を高めることに挑戦してまいります。また、得られた成果を皆さまと共有し、共に未来を切り拓いていける存在でありたいと願っています。
最後に
当サイトは、皆さまからのご意見を基に、常に改善を重ねながら、より充実した情報をご提供していきたいと考えています。今後とも、日鉄エンジニアリングに変わらぬご支援とご期待を賜りますようお願い申し上げます。
日鉄エンジニアリング株式会社
デジタル・トランスフォーメーションセンター長
古家 秀彦