日鉄エンジニアリングは、1974年に新日鉄(現日本製鉄)のエンジニアリング部門としてスタートしました。以降、40年以上に渡り、日本国内のみならず、中国、東南アジア、インドなどにも活動拠点を拡げ、鉄鋼業界、エネルギー業界、各国の政府・自治体、その他民間の様々なお客様のニーズに応え、グローバルに事業を展開しています。
1970年代
1970年 | 八幡・富士合併 新日本製鉄株式会社発足 |
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1972年 | 石油・ガス産業向鋼構造物の加工・組み立て拠点としてインドネシアにNISCONI社設立 |
1973年 | 芦屋浜高層住宅受注 ※日本初の、コンペによる巨大再開発プロジェクト |
阿賀沖海底石油採掘用プラットフォーム建設受注 ※日本初の、沖合海洋鋼構造物の製作・据付工事 |
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1974年 | エンジニアリング事業部発足 |
武漢プロジェクト(中国)発足 ※海外向け大規模製鉄プラントの起点プロジェクト |
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1976年 | CSN第三高炉(ブラジル)火入れ ※海外向け高炉建設プロジェクト起点プロジェクト |
1977年 | 釜石市、茨木市ごみ溶融炉受注 ※廃棄物溶融プロセスを世界で初めて実用化 |
1978年 | 上海宝山プロジェクト(中国)受注 ※国家的超大型プロジェクト |
1980年代
1980年 | むつ小川原石油備蓄タンク、海底配管受注 ※国家石油備蓄法に基づく国備タンク、大型海底配管 |
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1981年 |
いわき沖プラットフォーム、加工・海底配管受注
※太平洋の外洋における大水深海底配管工事 |
1982年 | 東電LNG受入配管初受注 ※電力会社向け、LNG受入配管設備を初受注 |
1983年 | タンジュウバンLPG受入基地(インドネシア)受注 ※プロパン/ブタン分離、製造、低温貯蔵、出荷設備を一括受注 |
1985年 | 中国銀行香港支店鉄骨工事受注 ※香港におけるランドマークタワー |
1987年 | 海洋構造物の加工拠点としてタイにTNS社設立 |
幕張テクノガーデン受注 ※幕張新都心建設起点プロジェクト企画段階より参画 |
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1988年 |
東京湾横断道路 川崎人工島(ジャケット式護岸)受注
※人工島築造へのジャケットの本格的採用 |
1989年 | I/N Kote CGL受注 ※日系自動車メーカーの北米進出に対応した亜鉛メッキライン |
1990年代
1990年 | みなとみらい21ランドマークタワー鉄骨工事受注 ※日本最大の高さを誇るオフィスビル |
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1991年 | 関西国際空港旅客ターミナルビル鉄骨工事(大屋根)受注 ※複雑な三次元曲面の大スパン屋根、資材を国際調達 |
イーストジャワガスパイプライン(インドネシア)受注
※当社初の長距離海底配管(358km) |
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明石海峡大橋ケーブル受注
※世界最長吊橋のケーブル工事 |
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1994年 | NS-BATAM社設立(海洋作業船「くろしお」の保管整備および海洋構造物等の制作・加工拠点) |
1997年 | 明海IPP受注 ※電力卸供給用の石炭焚ボイラータービン発電設備 |
2000年代
2000年 | 六本木六丁目特定電気事業・DHCプラント受注 ※高い省エネ効果と環境保全を両立するオンサイトエネルギー供給設備 |
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2001年 | 電力小売事業参入 |
2002年 | サハリン1パイプライン(ロシア)受注 ※サハリン開発における大型パイプライン工事 |
2003年 |
中央合同庁舎第7号館整備等事業(PFI)受注
※市街地再開発、官民合築を含む、日本最大規模のPFI事業 |
北京中日聯節能環保工程技術有限公司設立
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鋼新日鉄設備行程(上海)有限公司設立 | |
2004年 |
東京国際空港D滑走路建設外工事受注
※羽田空港沖合に新たに建設するD滑走路の桟橋工事ジャケット制作工事 |
2005年 | サウススマトラ・ウエストジャワ・ガスパイプライン(インドネシア)受注 |
2006年 | エンジニアリング事業部門が独立し、新日鉄エンジニアリング株式会社発足 |
2009年 | 本社地区事業拠点(本社ビル、相模原事務所、日鉄パイプライン本社)を大崎に集約・移転、技術開発研究所(相模原)を富津に移転 |
重慶新聯鋼鉄設備技術有限公司(CNSE) 設立 |
2010年代
2010年 | 日鉄ブリッジ株式会社、トピー鉄構株式会社の橋梁・鋼構造事業の統合 日鉄トピーブリッジ株式会社 発足 |
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Nippon Steel Engineering India Plant & Machinery Pvt.Ltd.(NSEI) 設立 | |
北九州技術センター(戸畑)E館竣工
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Nippon Steel Engineering USA Inc. (NSEUSA) 設立 | |
2012年 | 新日鉄住金エンジニアリング株式会社に社名変更 |
日鉄パイプライン株式会社と住友金属パイプエンジ株式会社を経営統合 日鉄住金パイプライン&エンジニアリング株式会社 発足 | |
NS-OG ENERGY SOLUTIONS (THAILAND) LTD. (NSET) 設立 | |
2013年 | Philippine NSE Design Services, Inc.(PNSED) 設立 |
PNS CONSTRUCTION, INC.(PNS) 設立 | |
2014年 |
Steinmüller Babcock Environment GmbH設立
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2015年 | 鋼構造事業の再編 日鉄住金鋼構造株式会社 発足 |
2016年 | Nippon Steel Engineering India Plant & Machinery Pvt.Ltd.(NSEI) を事業会社化 |
2017年 | 住友重機械工業株式会社から乾式脱硫脱硝設備(DDDS)事業を譲受 |
東洋エンジニアリング株式会社と包括連携契約を締結 | |
2018年 | 日鉄住金パイプライン&エンジニアリング株式会社と株式会社キャプティが「中圧ガス導管工事事業に関する協業協定」を締結 |
2019年 | 日鉄エンジニアリング株式会社に社名変更 |
技術開発研究所(富津および若松)を、戸畑(北九州技術センター内)に移転・集約 |
2020年代
2021年 | 日鉄プラント設計株式会社を吸収合併 |
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日鉄環境プラントソリューションズ株式会社と日鉄エネルギーサービス株式会社を経営統合 日鉄環境エネルギーソリューション株式会社発足 | |
2022年 | 石狩湾新港洋上風力発電所新設工事受注 |
北九州響灘洋上風力発電施設建設工事受注 | |
2024年 | 日鉄鋼構造株式会社を吸収合併 ものづくり技術センター発足 |