2023年 Vol.14 表紙
このたび、『日鉄エンジニアリング技報』Vol.14を刊行いたしました。
弊社は2006年会社設立以来、製鉄プラント、環境・エネルギーソリューション、海洋構造物、建築・鋼構造、パイプラインなど多岐にわたる事業領域で、社会・都市・産業インフラを支える商品やサービスを提供させていただいております。
「一歩先をいく技術とアイデアで、お客様に最適なエンジニアリングソリューションを提供し、グローバルな社会・産業の発展に貢献します」との企業理念のもと、先端技術を駆使してエンジニアリング事業のコアとなる技術の開発に努めて参りました。成長戦略として2025年に脱炭素・低炭素関連事業の割合50%超の目標を掲げると共に、レジリエントな街づくりや老朽化した社会・産業インフラの維持更新を中心としたニーズ捕捉、デジタル技術を活用したエンジニアリング業務のスマート化の加速に取組んでいます。本技報ではそれらの一例として、免振デバイス商品のNS-SSB(球面式すべり支承)、洋上風力におけるジャケット式基礎、下水汚泥バイオマスの可溶化技術、シミュレーションによる計画最適化・予測技術、ロボットによる省力化技術等、様々な形で取組んでいる当社独自の先進的技術、商品を掲載させていただきました。これらを通じ社会・産業に一層貢献できるよう努めて参ります。
また、弊社は2020年7月1日付けで会社設立以降事業運営の基本としていた事業部制を廃し、セクター制に移行しました。これは「External×Internal Networking」を更に発展するために、従来の製鉄プラント、環境ソリューション、エネルギーソリューション、海洋構造物、建築・鋼構造、パイプラインと言った事業領域を独立事業部の枠に留め置くのではなく、より広い事業領域での技術・人材の連携・融合を促し、お客様のニーズに迅速に価値ある形でサービスを提供できる体制構築したものです。社外の皆様との連携は従来通り強化しながら、内部リソース・技術の更なる強化を加速し、より良い商品やサービスをより早くより安くお届けできるよう努めていきます。
本技報を通じて当社の取り組みの一端をご紹介し、皆様からのご意見・ご要望を頂戴することにより、社会に役立つ技術の開発に繋げていきたいと考えておりますので、今後ともご指導・ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
転載について
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表紙
目次
技術論文
2. 洋上風力発電設備におけるジャケット構造の設計技術の確立
商品紹介
2. 日本最大級の発電量を誇る75MW級苅田バイオマス発電所